2019/02/27(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!希少動物にデゴイチも!王子動物園の知られざる魅力】[字]
ストレッチャーに乗せられて、
手術室に行ったら、
上に手術のライトがいっぱいあったし、
先生が白い服を着て、
頭の枕元が、なんかきらきら、
ナイフとかメスとか、
はさみがあって。
思わず、
わーっと泣きわめいたっけね。
>>退院後も、
数年は祖母の割ぽう着を見るだけで、
白衣の医師に囲まれた手術の光景
がフラッシュバックし、体がけい
れんしました。
へその辺りにある見覚えのない傷。
もしかして赤ちゃんを出来ないよ
うにする手術だったのではないか。
そう考えた鈴木さんは、あるとき、
いつも面倒を見てくれていた祖母
に尋ねました。
>>おばあちゃん、
なかなか言ってくれへんのや。
なんかつらそうな顔してた。
なんか、
あんたのためにママはしたって言われて。
え?なんで?
あんたのためって、
あんたのためって、
私、
こんなつらい思いして、
そんな私のため違うよって。>>鈴木さんは、
手術の後遺症と見られる症状で、
およそ20年もの間、寝たきり生活を強いられました。
回復してからは、一度結婚もしま
したが、
相手の男性やその家族から、子ど
もが出来ないことを理由に、心な
いことばを投げかけられました。
不妊手術さえなければ、
別の人生があったかもしれない。
鈴木さんは、
旧優生保護法に人権を侵害され、
精神的苦痛を受け続けたとして、国に対し、
慰謝料など1100万円の支払い
を求めてきょう、
神戸地裁に提訴しました。
>>障害者に対する人権無視だと思います。
はっきり憲法違反だと、
国が認めてほしいです。
>>山川さん、
この心の傷は一生残るということば、重いですよね。
>>そうですね。
これはもう、
ご本人しか分からないこれまでの
人生の重さだと思うんですね。
ただこれはやはり国がやった政策
の中で起きている被害ですから、
やはり国がどういう考えでこのこ
とをやったのか、今、この現在、
この時点でどういう被害があった
というふうに認識しているのか、
どういう補償が必要なのか、はっ
きりと説明する必要がやっぱりあ
るんだと思いますね。
>>先ほど一部映像が乱れました。
失礼いたしました。
では続いて、
>>レッツゴー!
>>若一調査隊。
>>きょうのテーマはこちらです。
パンダとコアラが同時に見られる
動物園は、日本で唯一ここだけ!
さらに絶滅寸前の希少動物や、
意外な展示物も。
神戸市立王子動物園の多様な魅力に迫ります。
>>この王子動物園は、全国の動
物園の中でも常にベスト10に入
るほどの人気を誇っているんです
ね。
ご覧ください。
>>今でもその姿を見ようと、
多くの人が訪れる東京・上野動物
園のパンダ、
シャンシャンに、去年8月に産ま
れた、
和歌山県アドベンチャーワールド
の彩浜など、動物園の人気者、パ
ンダ。
そのパンダを見るために今回、調
査隊がやって来たのは。
>>神戸市灘区の王子動物園にやってまいりました。
今ね、注目されているパンダね。
日本でパンダを見ることのできる施設といったら3つしかないんで
す。
>>上野と、和歌山と。
>>そしてこの王子動物園。
>>そうなんですか。
>>しかも、
パンダに次いで人気者のコアラいますね。
コアラを見られる施設というのも