2019/02/27(水) 19:30〜20:15 ガッテン!「人類共通の“欠点”が原因!?おしっこの悩み大改善SP」[解][字]


あるんじゃないんですか というので→
ちょっとご協力を頂きました。
はい こちら。
奥田逸子さんと おっしゃいまして→
骨盤と さまざまな症状の関係を研究なさっています。
骨や内臓の状態を撮影できる

MRIを使って→
お悩みを持つ方々の
検査をしてもらいました。
撮影したのは 骨盤周辺の断面図。
尿漏れに悩んでいた山本さんは…。
注目して頂きたいのは こちらの
ピンク色で囲んだ部分。
これ おしっこをためる
ぼうこうです。
進化に失敗してしまった
骨盤のために→
この ぼうこうに さまざまな
異変が起きてしまうんです。
(山根)えぇ~。
健康な人と並べてみますね。
(山根)
ん~? そんなに変わりはないような…。
(くわばた)なんか下のほうにないですか?
(山根)あっ 位置…。(くわばた)そんなことない?
そうなんです。 奥田先生によると→
問題は こちら ぼうこうの位置が下がってしまってるんです。
(くわばた)はい。 これが違うの?
実は これがさまざまなお悩みを引き起こします。
本来 ぼうこうというのは


キュッと ここがしまっていて→
尿道に つながってはいますが
ここがしまっているので→
おなかに力が入って
ぼうこうが押されても→
尿が漏れることはありません。
ところが ぼうこうの位置が正常より下がると…。
(マギー)あぁ~。
(くわばた)だからちょっと漏れやすくなってるんですか。
はい 尿漏れしやすい状況に→
もともと なっちゃってるんです。
だから ちょっと
おなかに力を入れただけで→
尿が漏れてしまうことがあります。
その瞬間を捉えた実際の映像がこちら。
(くわばた)いやっ…。
(山根)あれ…。
尿が漏れてしまいました。
(くわばた)えぇ~…。
そして もうひと方。
股にピンポン球を挟んでいるようなという違和感をおっしゃってた高橋さん。
同じくMRIの画像を
見てみますと…。
(くわばた)いや… 全然 すごい広がって。
下のところが。
健康なぼうこうと ちょっと並べてみます。
(山根)あ~ 全然違う。(くわばた)いや… こんなに?
すごく変形しているんですが。
(くわばた)変形…。(山根)変形?
実は 高橋さんの場合 変形が進んで→

ピンポン球がずっと挟まっているような→
違和感を訴えてらっしゃるんです。
(くわばた)なるほど。
そうです。
(ゲスト一同)へえ~。
その… 今 「下がってきた」って言った
千佳ちゃんの言葉は→
多分 この骨盤2つに対して
ものすごくね 的確な なんか…→
それこそ 私たちの進化の中で…
(くわばた)そう 斜めとまっすぐ。
あっ はい! 正解だよね。
はい。
この… これが全然違う。
(山根)あぁ~。
(山根)ほんとだ。
それが大事なポイントの…。
そうなんです。
…ようですよね。
さあ その大事なポイントでございます。
まず ここから見てみましょう!
では詳しくは 模型でご説明します。
私たちが4足歩行だった頃の体を模型にしました。
4足歩行だった頃
こんなふうになっていました。
内臓が背骨から ぶら下がっていて→
骨盤は そのころも 背骨と足をつなぐ役割を果たしていました。
さあ これから進化を遂げて
2足歩行になりま~す。
進化~!

はい 骨盤が立ちましたね。
そうすると こうなりました。
ここが大腸で これが小腸でこれ ぼうこうです。
ざっくりと内臓を表現しました。
あの…。(くわばた)えっ…?→
あっ! 足の付け根の上のやつ。
(マギー)なるほど。つまり何が起きたかというと→
私たちの体は
こういう進化を遂げたんです。
はい どうぞ。