2019/03/01(金) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝大阪・南森町ぶらり、筆跡心理極めた男▽空飛ぶいちご作るプロ】


◆普通にトマトで8を超えたら
フルーツと言われているので高い
と思います。
◆育てるの、難しいほうなんです
か。
◆育てるのが、難しいんですよね、これがね。
結構泣かされてるんですよ。
◆何が難しいんですか。
◆この人はね、
まず、伸びる。


茎の間が
伸びるし、
どんどん早いんで、
がんがん花をつけるのに、花つけ
て、
それを大きくする
パワーがないので、めちゃくちゃ花咲かせるのに、
それを大きくできるパワーがない
と、
小さい実がたくさんできるんです。
◆ちっちゃいのが大量にできるんですね。
◆それを例えば花がいっぱいつい
ているのを、
先をちょっととると、大きくなる
んです。
そうすると、花をとるのかと。
いっぱい花咲いて、いっぱい花を
とる。

◆大変や、それは。
◆普通に大きくするのに、味はお
いしいんですよね。
大変です。
◆でも、そんなん言うてますけど、
ほんまにこのトマトはおいしいの
かという話ですよ。
◆おお~!
◆ここまでね、
育てあげたトマトがそないやった
ら、別に何か、
あれですけど。

◆この辺なんか、
ぼちぼちいい感じに赤くなってい
るです。
これ…。
◆あっ、いい香り、
とった瞬間から。
◆めっちゃうまい!
◆何個でも食べたくなる!
おいしい!
◆歯応えとかも最高ですね。
フルーツですわ、
もう。
◆でしょう?
◆でも、ちゃんとトマト好きから
したから、トマトの香りはしっか
りしてる。
◆そうなんですよ~。
◆トマト苦手な方もいけるかもし
れない。
◆なぜ、これほどおいしいイチゴ

トマトがつくれるのか?
その秘密は、大森さんの
日々の研究の積み重ねからきてい
ます。
◆この日行っていたのは、
週に一度行うトマトの測定。
葉っぱの枚数や茎の太さ、
生育状況のデータを集め、
おいしい味を追求するため、

日々独自の研究を行っているんで
す。
◆そして、大森さんが収集したデータは
ここに集約されています。
◆何ですか、
ここ。
◆ここが栽培的な心臓部ですね。
どうやっておいしいイチゴをつく
るかというのは、
実は、
こういうことをしてるんですよということなんですよ。
今、ここの農場は、
イチゴのハウスとトマトのハウスが
あるんですけれども、ここのハウ
スのいろんなものを
遠隔で管理しながら最適な状態を
つくっていくためのコントロールルームです。
◆大森さんの農園では温度、
湿度、光の量や水の量などを
全てこのパソコンで管理
日々の研究データから最適な条件を選び抜き、
ばらつきのない、おいしい野菜や
果物の味に結びつけているのです。
ちなみに、この管理システム、
およそフェラーリ1台分の値段がするのだとか。
◆こういうのを
ちょっとずつ
適正にすることで、
おいしくつくっていくということなんです。
おいしいイチゴを、