2019/03/01(金) 16:47〜17:53 ten.【女性の間で高まる“サウナ”人気!奥深い魅力を調査!カラクリ】[字]
埋葬されている場所があります。
この人たちは日本の植民地支配に
対し、抵抗運動を続けていた人た
ちです。
>>ムン・ジェイン大統領は、
この独立運動を新たな歴史の出発
点と位置づけ、
強調してきているのです。
一方で、
独立運動に焦点を当てることによ
り、
その裏で、
当時日本に協力した、
韓国で親日派と呼ばれる人たちへ
の風当たりが強くなっていて、
親日派の家族や子孫を追跡調査し、
責任を追及する動きもあります。
>>彼らは、
その当時もらった権力、資本、富によって、
ずっと戦後も豊かな生活をやって
きたと。
だから、
そういうことを直さないといけないというふうな意識です。
>>実際、きょうの式典でも、
ムン・ジェイン大統領は、
この親日派の清算ということばを
繰り返しました。
100年にわたり、日本との歴史
にまつわる国内問題も抱え続けて
きた韓国。
慰安婦問題や徴用工問題などで、
日本との関係も冷え込む中、今後、
どのように歩んでいくのでしょうか。
>>山川さん、
反日だけではない、
複雑な韓国の事情があるんですね。
>>そうですね。実は、
韓国の中で、
歴史問題を巡る日本というキーワードは、単に日本そのものを批判
しているわけではありません。
ムン・ジェイン大統領もきょうの演説で触れていましたけれども、
日本統治時代に、
日本に協力していた人たちのことを、
親日派というふうに、今も韓国で
は呼んでいるんですけれども、こ
うした人たちが、
今も財閥を牛耳っていたり、
あるいは高い地位の公務員に就い
ていたりする。
そうしたことが、
今の韓国社会の格差や不平等を生んでいるのではないか。
そんなところに、根強い社会の不
満というのが、
この100年たった今も、ずっと
残っているわけなんです。
>>ただこの、
次の100年に入ったとも言えると思います。
日本は韓国とどうつきあっていけ
ばいいんでしょうか。
>>そうですね、私も朝鮮半島を
ずっと取材を続けていますけれど
も、日韓の関係というのは、
いいときも悪いときも、
いろいろな出来事を繰り返してき
ました。
例えば、
日韓のサッカーのワールドカップがあったときとか、
あるいは去年のピョンチャンオリ
ンピックのときに、
スピードスケートの小平奈緒選手
と、
韓国のイ・サンファ選手の友情の
物語、
そんなシーンが出てきたときには、
一般の人たちにインタビューをすれば、皆さん、いいコメント、
好意的なコメントをしてくれるわ
けですけれども、今の現状のよう
に、例えば歴史問題ですとか、
あるいは領土問題で政治的にこじれているときには、
やはり厳しい話、
コメントが返ってくることが多いということになるわけです。
ですから、日韓ともに、国民はで
すね、
やはり政治の動きに大きく翻弄さ
れ続けてきたということが言える
わけです。
これは逆に言い換えると、2人の
リーダー、つまり日韓のリーダー
がどんな関係を築くのか、
それからどんな手腕で政治を行っ
ていくのか、
そのことが非常に大事なんだとい
うことが言えるんだと思います。
まさに米朝の会談が物別れに終わ
って、
再び、
朝鮮半島の行方が混とんとしていく中で、今問われていくのは、
日韓のリーダーが次の一手をどう
していくのか。
そのことが、