2019/03/05(火) 18:15〜19:00 キャスト[字]眠らせて運搬!!生きた魚を全国へ▽深夜営業のカレー店訪れる人たちのドラマ


起きあがった。
ああ、よかった、完全にひっくり
返ってたのが、また戻りました。
えー
いったい、これがなぜ魚離れを食い止める事になるんでしょうか?
こちらは魚を運ぶために眠らせら
れるということでしております。
寝ることで魚はじーっとしますか

やはり泳いでいるためのスペース



がいらなくなって
比較的、こう狭いところにたくさ
ん魚が入るんじゃないかというと
ころの、高密度で積める可能性が
ある。
え、これ?まさか!
ここに鯛が、魚が入ります。
え、ここに魚が入るんですか!と
すると、これ見ただけで仕切りが
あるけど1、2、3、4,5、6、
7、8、9、1010匹これで運
べちゃう?はい、そうなんです
まるで本のように魚を並べたあとは、
眠らせる水が入った水槽に入れて
運びます。
この水槽で真鯛なら一度に200
匹も運べるんだとか。
ほかにも、暴れることがないので、
魚にストレスを与えずに運べたり、
眠る事で糞などによる水質悪化が
抑えられたりします。
足が早く地元でしか流通しなかっ
た魚も
この技術があれば全国どこででも
食べられるように。
ただ、気になるのはその味。
ピチピチした魚と違って、ひっくり返った魚を食べるのは、少し抵
抗があります。
今回は特別に用意していただきま
した、

こっちが眠らせて魚、こっちが眠らせてない鯛。
当たり前ですけど一緒ですね。
一緒ですね。
見た目では全く違いがわかりませ
ん。
では、まずは、眠らせていない普
通の鯛からいただきます。
うまーい。
んーさっきまで生きてたからプリプリの弾力感がありますね。
ああ、そうですね歯ごたえがあり
ますよね。
これはやっぱり生きてる魚、この
魅力ですよね。
さあ、そして次は、一度眠らせた
鯛です。
んー、おいしい。
味の違いどうですか?
どっちもすごくおいしいです。
ぷりぷりとした弾力がありまして、んー。
私たちも今細かい大学で研究をし
ておりますけども、
まだ大きな差はわかっていないと
いう状況です
眠らせても、眠らせなくても、味
に違いはありませんでした。
ここに、眠らせて活魚を運ぶ
最大のポイントがあるといいます。
たとえば、関東ではよく少し熟成
をした
柔らかめのお刺身を好む、

関西ではコリコリした歯ごたえを活魚のすぐ裁いたものを好む。
そのように魚や、好みによって何
時の段階でしめるのがいいのかっ
ていうこと、そういった事がコン
トロールできるのが、まさに活魚
流通だと思います。
寝てましたよね。
すごくびっくりしました。
あんなふうにおなかを上にして
寝るんやなと思って。
普通は
おなかを上にして眠ることはない
んですけど、二酸化炭素を調整す
ることがポイントで、ここだけの
技術なので
内緒ということなんですけれども、
別に薬を使っているわけでも何で
もなくて、
空気の量だけであんなふうになるんだなというのが驚きました。
眠らせて運ぶ
輸送するといい事しかないんです。
漁に出られないときでも
いけすにいる魚を生きている分だけ
運ぶということができます。
大きいコンテナみたいなのじゃないと今まで運べなかった
小さいボックスで運べるので
お年寄りがやっている漁業をやっているところでも運べると。
おいしくなるんじゃないかという
説もあるんですね。
幻の魚も