2019/03/06(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊“和歌の浦”で3つの神社の魅力に迫る】[字]
るんではないかと。
その可能性としてはどうですか?
>>新しい容疑で逮捕するという
ことは、もう一度ですね、
ゴーン被告を捕まえて勾留していくということになるわけで、
それはまた海外からの目にさらさ
れることになります。
そこに大きく批判をされたのが、
これがこの3か月間の年表ですけれども、同じ容疑で2回逮捕して
いる。
まさかですね、
この勾留延長というものを申請し
ているんですけれども、
これがまさか裁判所に認めてもら
えないということが起きるという
ことは、検察庁は考えていなかっ
た。
ですから、慌てて別の容疑を持ち
出して、
もう一回逮捕して身柄を押さえに
かかったわけですね。
ここが海外から大きく批判される
最初の出発点になったということ
が言えると思いますので、じゃあ
今回、保釈を認められたのに、
別の容疑を持ってきて逮捕できる
のかというハードルがある、それ
とこの弁護側は、これから海外の
目というのが武器になるんですけ
れども、
特捜部としてはいろんなお金の流れなんかが、
海外のペーパー会社とか、
いろんな関係者をぐるぐるぐるぐる回っている、
それを解明していくのはやっぱり
国内の捜査機関が海外に行って捜
査するというのは、これ、非常に
難しいことですから、逆に海外、
新しい容疑を立件しようと思うと、
海外というのは、
特捜部にとっては大きなハードル
になってくるということで、
事実上やはり難しいということが
言えるんじゃないかと思いますね。
>>山川さん、これね、
ヤメ検じゃない弁護士さんに代わった瞬間こうなったじゃないです
か。
じゃあ、単純にもっと早く、
弁護士代えといたらよかったのに
って思ってしまうんですけど、
それはできなかったんですか?
>>やはりこの弘中弁護士という人の経歴、
それから実力、
かみそりというふうにいわれている方なので、
彼がどういうふうに戦略を描いて、
彼が描く戦略というのは、かなり今回、
奇想天外なもので、
これだけ厳しい環境の中で、これ、
人権侵害とも言われかねないよう
な作戦をあえてゴーン被告に提示
して、
これで納得してくれということを言ったと思うんですね。
それをゴーンさんに納得させられ
たのは、
やはりこの弘中弁護士の実績がも
のを言ったんじゃないかと思いま
すね。
>>では今後の行方の注目ポイン
トをお願いします。
>>そうですね、やっぱり冒頭も
言いましたけれども、
まず保釈をされた大きな意味は自分でこれから情報発信ができると
いうことだと思います。
そしてキーワードになる日にちというのが実は、
来月の8日というのがあるんです
ね。
これ、
一体なんの日かというと、
日産で臨時の株主総会が行われる
ことがもう決まっています。
ゴーン被告はいろんな役職はもう
解かれていますけれども、
まだ取締役という地位は持ったま
まなんですね。
この臨時株主総会でゴーン被告の
取締役という地位を奪う、
解任するというのがこの臨時株主
総会の目的なんですけれども、逆
にですね、
ゴーン被告がこの場に出てくる可能性がやっぱりあると。そして株
主に自分の無実、
潔白を直接訴えるんではないかということが考えられるわけですね。
そうすると、
日産側としては、
この機会というのは逆に劣勢に立
たされることにもなりかねないと
いうことにもなってくると思いま
す。
ですから今回、保釈をされたいろ
んなさまざまな条件というのを裁
判所はつけていますので、この日