2019/03/07(木) 16:47〜17:53 ten.【出直しW選必至…維新VS公明注目の「法定協」生中継&解説】[字]


きました。
>>あの日の、
亡くなった方に敬意を表して、
そして初めて、
本当にささやかですけどね、誕生会っていうようなことをするよう
にしてます。
とにかく、
優しく人を助けてあげて、
自分自身が強く生きていってほしいなっていうふうに思います。
>>あの日起きた地震は、



子どもたちの未来を大きく変えました。
その子どもたちを支援する輪が広
がっています。
高校2年生の菊地真輝さん。
来年、大学への進学を目指してい
ます。
>>こちらです。
>>ええー。
1000円ずつになってるんです
ね。
>>そうですね。塾とか、
習い事にも使える券っていう感じ
で。
>>手にしていたのは、
塾や家庭教師などで授業料として使えるチケット。
地震の影響で、
教育格差が生まれないよう、子どもたちを支援するものです。
小学3年生のとき被災した真輝さ
ん。
父親はイチゴ農家を営んでいまし
たが、
ビニールハウスや道具、
すべてを津波に流され、農家を続けられなくなりました。
>>金銭的に厳しいから、塾には
入れないので、
もうこれまでかなっていう、
とは思ったんですけど、
支給してくださるなら頑張ってみ
ようっていう。
チャンスを与えられたんだなって

いう、そういう思いになったので。
>>真輝さんは中学2年生のとき
にこの支援を知り、
家庭教師や塾を利用できるように
なりました。
チケットを支給する団体は、
阪神・淡路大震災でのボランティア活動がきっかけで結成されまし
た。
全国から集まった寄付金を使い、
宮城県では384人の子どもたち
を支援しています。
>>誰かがこう、
支えてくれて、
自分たちがしっかり大人になった
っていう思いを持つ。
今後の東北をしっかり復興して、
よりよい街を作っていくっていうのは、
やっぱり今の子どもたちだという
ふうに思っているので、そこを支
えていくのは、
今の大人たちの役割なのかなというふうには思ってます。
>>あの日、
最大10メートルを超える津波に襲われた東松島市。
ここにもこれだけ高い防潮堤が出
来ています。
下からだと全く海が見えなくて、
私の背丈の何倍もあるこの防潮堤なんですが、上がってみると、
海が、もうすぐ目の前に見えます
ね。
海岸沿いは高さ7メートルほどの

防潮堤が、新たに設けられました。
津波で家を失った人たちが安心し
て住めるよう、
山を切り開いた高台に、
新たな街も作られました。
病院やスーパーマーケットなど、
生活に欠かせない施設も作られ、
街を丸ごと移したような高台にな
っています。
2年前に移転した小学校には12
0人を超える児童が通い、
新たな児童の受け入れ態勢も整っ
ています。
>>ここにいれば、
全然大丈夫な場所なので。
>>学校も近いので、
子育てする面では、
すごくいい場所だなと思います。
>>これから育っていく子どもたちの命を守るためにできること。
高校3年生の語り部、
武山ひかるさんは、
遠く離れた関西も訪れ、
同世代の生徒たちに8年前、
避難所で感じたことをありのまま
伝えます。
>>赤ちゃんの泣き声がうるさか
ったとか、
うるさいからっていって怒る大人
の方がいたとか。子どもは邪魔だ
って言われることが多かった。