すてきな雑貨がそろう
こちらのお店から。
中に入ってみると
とにかく 女性客でいっぱい＞
きれいだね。
＜手に取ったのは…。
伝統の切子でデザインした グラス。
上からのぞくとまるで 万華鏡のように見える＞
＜ こちらは
木の香りが気に入った様子。
これは 炊いたごはんを
入れておく おひつ。
樹齢 ３００年のサワラの木を
使っていて[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
東京に たった１人しかいない
手作りおけ職人によるものだ。
そう この店が扱っているのは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
思わず 手に取りたくなる日本各地の伝統工芸品ばかり＞
＜ もののよさは もちろんだが
客を引き付ける理由は他にある＞
へぇ～！ 武士の袴？
＜ これは 小倉織という江戸初期に始まる織物。
木綿なのに
絹のような光沢が魅力で[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
戦時中
生産が 一時 途絶えていたのを[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
はぎれを頼りに復元したという。
軽くて丈夫な特徴を生かしてハンカチやポーチに アレンジした＞
実際 袴に使われてたって聞くと
「へぇ～！」って思いますし。
気持ちをくすぐられる
感じですかね。
＜店には 見たこともない
こんなガラスの器も＞
＜ガラスに施された
この茶色のグラデーション 実は…＞
＜需要が減った漆器の伝統を
守るため 開発された漆ガラス。
ガラスに塗ることによって[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
漆なのに透き通っているこれまでにない器が生まれた。
ただ見ているだけでは気づかない
商品の裏側にある情報に[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
お客は引き付けられるのだ＞
＜ そうこの店に並んでいるのは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
すべて その背景に
物語のある商品。
店の名は[外:8E5B873AC8E1BF84246B281B3548C2FF]
＜作り手とお客をつなぐこの店を作り上げた男こそ…＞
メチャメチャ あったかい…。
＜物語の伝道師＞
＜ そんな佐藤が手がける
もうひとつの店が こちら。
中には雑貨ではなく 家具が。
実は ワイス・ワイスの本業は[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
工芸品の販売ではなく
内装や家具などのプロデュースなのだ。
しかも ここにあるのは[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
各地の製材所や家具メーカーと組んで物語を込めて作った家具ばかり＞
そうなんですか。 へぇ～！
＜原木を使わないシイタケ栽培が広まって[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
需要が減ったクヌギを
有効活用したもの。
ツルっとした肌触りと
硬くて丈夫なのが特徴。
一方 こちらは…＞
＜合掌造りにも使われる耐久性の高い栗の木の端材を[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
特殊な加工でつなぎ合わせた イス。
少々 値段は張るが[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
物語に共感して買う人も
増えているという＞
（スタッフ）今日は
よろしくお願いします。
いらっしゃいませ。
＜ワイス・ワイスの家具のファンだという西村さんのお宅を訪ねてみた＞
どうぞ。
＜木をふんだんに使ったすてきなお宅。
なかでも お気に入りが…＞
これがですね本当に 持ってみれば わかる…。
＜ワイス・ワイスが プロデュースした
ダイニング用のイス。
通常は ７キロほどのものが多いが
これは ４キロと軽い＞
＜ この椅子にも実は[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
知られざる物語が秘められている。
その舞台は宮城県 栗原市＞
＜ この杉の山を宝の山に変えたという＞
＜山で切った杉は
ふもとの製材所へ。
国内の林業は
安い輸入材に押され[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]
自給率が３６％と
厳しい状況が続いている＞
＜ワイス・ワイスの椅子を作っているのは
実は この製材所。
田舎町の製材所が なぜ
椅子作りまで始めたのか。
その きっかけが…＞
＜２０１１年の東日本大震災＞
＜沿岸部は津波に襲われ[外:583134B86E7D90960F64C5B863196978]