お返しなんですよ。
もらった時に　すごい申し訳ない
気持ちになるじゃないですか。
帰る時に　その主催した友達が→
「濱家にお返しあげんのめっちゃイヤやったわ」って→
言うたんですよ。
これ　もう　ただただ悲しい話。
ただただ悲しいわ。
リアルビンボーすぎてちょっと　悲しい話ですね。
子どもは残酷やからな。


そうやね。
あの時の俺。
ホンマに　プレゼント持っていくお金がないから→
ホンマ　なけなしの
ホンマに１０円とか２０円を→
こつこつ　ためたやつで
僕　キャラクターが描かれた→
鉛筆５本セットのやつを
友達にあげようと思って。
でも　キャラクター…
可愛いキャラクターが描いてある→
鉛筆なんて　持ってなかったから。

でも　それを　なけなしのお金で友達のために買って→
帰りしなに　泣きながら→
「１本だけ　その鉛筆ちょうだい！」って言うた事あります。
プレゼントしたのに？
（河井）はい。
唯一　外食できるのが
誕生日なんですよ。
でも　お金がないので
選抜制で行ってました。
選抜？
（三秋）家族５人なんですけど→
５人は行けないから　例えば
お母さんと誕生日の私とか。
全員で　だから
ごはん食べに行ったのは→
私がＮＭＢに入った１６歳以降です。
（一同）へえ！
だから　なんか…。

（一同　笑い）（石田）選抜やから…。
選抜というシステムには慣れてたんや。
慣れてます。
一度だけ　クリスマスプレゼント
もらった事ありまして。
「どうしても欲しいな」みたいに
言ってたら　おやじが→
「今年は　いい子にしてたから
明日の朝→
サンタさん来てるかもよ」
みたいになって→
楽しみに寝たんですよ。
朝起きたら　枕元に　稲荷寿司３つ　置いてあったんですよ。
（一同　笑い）
（河井）渋いサンタですね。
ずっと　酢のにおいしてましたもん
寝てる時。
ミートボールにする前の
やつかな？
全部　稲荷の皮なんですよ。
うちは　それこそ　サンタさんみたいのが来た事なくて。
小学校２年生ぐらいの時に→
クリスマスイブの日　「サンタさんうちにも来てくれ」と。
お父さん　お母さんに
泣きながら　お願いして→
そのまま泣き疲れて
寝ちゃったんですよ。
そしたら
次の日　パッて目　覚ましたら→
枕元に「サンタです。　来ました！！」

っていう→
手紙だけ置いてありました。
（一同　笑い）
（兼近）「来てくれてた！」っつって。
「来てる　来てる！」っつって。
「サンタ来てますよ！」。
もう　ぶち上げ。
もう　サンタさんが来ないのは
わかってるから。
でも　俺は　どうしても[外:A78D9B65F46654601CE0145622164B47]
（石田）…というのを懇願したんですよ。
これでもかっていうぐらいの
でっかい段ボールが届いて→
これがプラモデルや！　って
渡されたんですよ。
で　玉があって…
キレイな玉があって→
それを　針金をガーッと通して→
それをずっとやり続けるだけなんですけど。
これ　まあ　後々わかるんですけど
これは　内職なんですね。
（一同　笑い）
なるほど！
で　友達のクリスマス会があって→
友達のクリスマス会に呼ばれて行ったんですよ。
ほんで　行って
もう　俺は衝撃を受けたんですよ。
友達んち行って
でっかいツリーがブワー飾ってて→
俺　ポロ…　涙出てきたんですよ。