♪♪~
6歳。
大嫌い!
だから?
(ケイトリン)もう!
それは とても大切な時期。
将来が形づくられる年齢だからです。
こちら アメリカ合衆国大統領。
6歳は 成長過程でとても重要な時期です。
この年齢で何を学ぶかが
その後の人生に関わってきます。
イギリス各地から来た
11人の子供たち。
校舎の至る所にはカメラが。
そして ワイヤレスマイクも。
ねえ 私 あなたに恋しちゃった。
「恋しちゃった」?
大人の知らない
もめ事 ささやき 感情の爆発。
うわ~!
ありのままの姿を捉えます。
(ケイトリン)大好き。
6歳児の隠された秘密とは?
1週間にわたって見つめます。
誰かが回しちゃったんだ。僕はやってない。
やってた。
(エマニュエル)やってない。
見てたもん。
(キャッシュ)やめなって!
夏真っ盛り。
この日 11人の6歳児が初めて顔を合わせます。
おはよう エロイーザ。 私はケイトよ。→
調子はどう?うん。
(取材者)大人になったら
何になる?
♪♪「ポップスター ヤヤヤ ポップスター」
(ケイト)おはよう エルビン。
(エルビン)おはよう。
(ケイト)どうぞ。
(エルビン)生まれはセント・トーマス病院。
(キャスパー)僕もあそこだよ!
(エルビン)いい病院だったな~。
ベッドも ふかふかだしね。
僕なんてテレビ付きだったよ。
(取材者)動物になれるとしたら何がいい?
ライオン。
(取材者)どうして?
大声で ほえられるもん。
(ケイト)ハイ ベアトリス。(ベアトリス)うん。→
まだ1 2 3 4 5人しかいない。
ホントは10人でしょ?
(取材者)もし
世界中のお金が手に入ったら?
あ~… ためとく。
(ケイト)おはよう キャッシュ。調子はどう?→
緊張してるんじゃない?
大丈夫かな?
(取材者)自分は いい子?
それとも悪い子?
いい子。 そう思わない?
(口を鳴らす音)
(エルビン)僕もやる。
よし 指笛 吹いてみようか?(指笛)
僕は… いい子だよ。
一番早く来たの私よ!(男の子)うん 一番乗りだった。
子供たちの世話をするのは
ケイト先生とフィル先生。
別室では
2人の研究者が見守ります。
私 お絵描き好き。
私 お料理好き。
6歳児は
周囲との関係の中で→
自分を確立し始めます。
(エルビン)生まれた時は 今みたいな肌の色じゃなかったんだ。
もっと薄かったんだ ちょっとずつ
ちょっとずつ濃くなった。
友達と自分が
どう違うかに興味津々なんです。
僕 インドから来たんだ。
(エルビン)え! じゃあインドの言葉 しゃべってみて。
冗談! インドからじゃない。
6歳は 自分のアイデンティティーを意識し始める時期です。
それまでは
全く意識しなかった事です。
(ケイト)では今日は まず→
みんなでグループのリーダーを決めましょう。
(エルビン)はい。
(エロイーザ)やる!
(キャッシュ)僕が!
(エマニュエル)はい!
(エルビン)僕も!
(ケイト)先生たちは部屋を出るから5分で決めて。
なぜ みんな
リーダーになりたがるのか?
権力と威厳があるからです。
自分の意見を伝えるにはリーダーになるのが一番です。
じゃあさ 一番友達が
多い人がなればいいんじゃない?
(エマニュエル)今 そう言ったよ。