2019/03/09(土) 14:00〜14:45 地球ドラマチック・選「6歳児のヒミツ〜“ぼく・わたし”って何者?〜」[二][字]
エルビンはまず 先生を捜しにいったよ。
ホントね。 とても慎重だわ… あ~!
キャッシュは わざとやったね。
エルビンが すぐに
みんなを まとめようとしてる。
中に戻せばいいよ!
みんなでキャンデーを戻そう!
急いで! みんな手伝って。
ルールを破った事に対するそれぞれの反応は→
とても見応えがあります。
(エルビン)きっとベアトリスにすっごく怒られるよ。→
友達やめるって言われちゃったら
僕 どうしよう…。
(キャスパー)どんどん入れようよ。
まず ここに全部 入れない?→
それから一緒にすれば。
キャッシュはとても落ち着き払っています。
お菓子が床にこぼれている
という事を理解したうえで→
むしゃむしゃと食べています。
最悪の事態を予想しているエルビンとは対照的です。
(エルビン)う~… 怒られちゃうよ。→
ママとパパに何て言われるかな。→
きっと カンカンだよ。
エルビンは この事態をかなり深刻に捉えています。
誰かを がっかりさせる。
期待に応えられなかったという思いは→
非常に洗練された思考です。
(キャッシュ)よし! こうしよう。教室に入ったら→
「もう全部 こぼれてた」って
言うんだ。
駄目!
ちゃんと本当の事 言わなきゃ。→
もし うそをついたら
もっともっと悪い事になるよ。
エルビンは成り行きを
本気で心配しているのに→
キャッシュは全く気にしていません。
うお~! もう どうでもいい!
経験の違いが 2人の違いを
生んでいるのだと思います。
先生や保護者が 声色や顔つき→
身振り手振りではっきりと表現しないと→
こちらの思いが
伝わらない子もいれば→
エルビンのように
「あなたには がっかりした」と→
静かに伝えるだけで
効果がある子もいます。
この年齢で その違いが
非常にはっきりとしてくるんです。
(キャスパー)
何か 悪い夢をみてるみたいだ。
(エルビン)僕は触ってないよ。
教室に入ったら… そしたらキャンデーが出てくるのが見えたんだ。
30分前 キャンデー・マシンは
キャンデーで いっぱいでした。
しかし 今は空っぽです。
みんな 座ってちょうだい。何があったのか話して。
(キャッシュ)僕が こうやって
走ってたら→
つまずいて倒しちゃった。
部屋に入ってきた時→
間違って誰かが回しちゃったんだ。
僕はやってない。
(チャールズ)やった。
(エマニュエル)やってない。
(チャールズ)やったよ。
(エマニュエル)やってないって!
(チャールズ)やるの見たもん。
(エマニュエル)やってない…。
やってた。
(キャッシュ)やめなって!
まず ちゃんと聞こう。
あの… 誰かが回してそれで… それから…。
僕が回したんだよ。
キャッシュは とても度胸があるね。「僕がやった」と名乗り出た。
全ての責任を かぶるのね。
僕が回したら全部 出たんだ。(ケイト)わざと回したの?
いわゆる マッチョな行動だね。
「僕が全責任を負う」って。
わざとやったと思う人?→
何で わざとやったと思うんだよ?
(エマニュエル)僕は思わないよ。
(キャッシュ)1つ 食べただけだよ。
(ケイト)もう勝手に食べちゃ駄目よ。
はい。
(ケイト)みんなも食べたくて
触ったの?
うそは駄目だぞ!
僕は1つだけ。(ケイト)キャッシュは食べた?
食べてない。 神様に誓うよ。
神様のママにも誓う。
1つも食べなかった?
(キャスパー)マリア様の事?(キャッシュ)そう マリア様。
(ケイト)エルビン あなたは食べた?
(エルビン)ううん。
誓って エルビンは食べてない。
(ケイト)キャスパーは?
(キャスパー)僕は1つだけ。