2019/03/09(土) 19:30〜20:15 ブラタモリ「#128 阿波踊り」[解][字]
え~!
あぁ~。
(笑い声)
(笑い声)
でも どうして洪水が来るような場所にわざわざ家を構えたんでしょう?
実は 良質な藍を作るためには
この場所がどうしても必要だったんです。
(根津)あっ 出ました 出ました。→
そうなんです。 実は…
「アイ反する」?
(笑い声)
普通は
同じ畑で作り続けることができません。
ところが ここには
毎年のように洪水が押し寄せます。
そのため 上流から栄養たっぷりな
新しい土が大量に運ばれてくるんです。
そのおかげで 毎年 同じ畑で
質の良い藍を作り続け→
莫大な利益を上げることができました。
こちらです。
(根津)マーカーのところが そうです。
徳島ですね。
あっ ほんとですね。
あっ!
全国に その名をとどろかせた
徳島の藍産業。
阿波踊りを財政的に支えていたのは…
でも 藍商人がやったことは他にもあるんです。
それは…。
♪♪~
そう 音楽!
ここにも 藍商人は深く関わっていたんです。
一体どういうことなんでしょう?
ということで タモリさんは再び 徳島市内に戻ってきました。
ここは 徳島一の歓楽街 富田町です。
あら!
(笑い声)
タモリさん…
あ そうですか。
(小林)そうですね ず~っと。
あ そうですか。
じゃ どうぞ。
ん?
どうぞ こちらまで。
(小林)そうですね お座敷遊びなんですね。
江戸時代藍商人は 徳島の花街に繰り出し→
夜な夜な豪遊していました。
そこでは 芸妓や舞妓が唄や踊りを披露していました。
実は この藍商人の宴会こそ→
阿波踊りの音楽を大きく進化させたものだったんです。
お座敷でですか。
はい。
はい。
よっしゃ ほな 盆踊りの唄ひとつ やってもらえんだろか。
やっとさんさあ やっとさんさ。
♪♪~
これは…
現在の阿波踊りの唄と比較してみるとタモさん いかがですか?
そうですよね
今の阿波踊りと全く違う感じですよね。
一体どのようにして 現在の阿波踊りの
音楽に近づいていくのか?
再び タイムスリップして
見てみましょう!
♪♪~
う~ん…
わぁ ええね。
せやろ。
♪♪~
う~ん… せやけど→
ちょっと
明るすぎちゃうかな。
盆踊りやったら もっと
しっとりさせたいわな。→
ちょっと調子変えて
やってみてくれ。
♪♪~
これじゃ うん。これじゃ うん。→
にぎやかやけど
しっとりしとる。
そしたら今度は これに
大阪で流行っとう→
「砂持」っちゅう唄の歌詞を
のせて やってみよか。
♪♪「踊る阿呆に見る阿呆」
♪♪「同じ阿呆なら踊らにゃそんそん~」
♪♪「アーラ エライヤッチャ
エライヤッチャ」
♪♪「ヨイヨイ ヨイヨイ」
♪♪~
これじゃ!
できた できた。
(笑い声)
はい。
なんか すごい…。
そうなんですよね。
びっくりなんですけど…
ふ~ん。
そうなんです