2019/03/11(月) 00:55〜01:50 NNNドキュメント「復興ラグ 大震災8年 人は…町は…」[解][字]


<全国からサイクリストを招いて→
にぎわいを取り戻そうと→
2階に休憩室とシャワールームを造りました>
<姉さん女房の加代子さんが
隣のカフェを切り盛りします>
…っていうことを聞いたので→
それが…。
<二人三脚で
 ようやくここまで こぎ着けました>
<しかし…>
<町の中心部は空き地だらけです>
<復興計画とは裏腹に→

戻って来た人は半分しかいません>
<町を離れた人は→
宅地の造成を待ちきれなかったのです>
<前に進んで来たと思っていた
町の復興>
<そこにズレがあることを
目の前に突き付けられました>
ありがたくね
皆さんのおかげで 本設できて…。
…だったんですけど→
いざ建ってみると まだ「あれ? あれ?」って。

内金崎さん) 人が歩いてないのにがくぜんとしてるというか。
でも
 やっぱ 子供たち見てればその不安が→
全然
 不安じゃなくなるみたいな。
うん


 まぁ踏ん張って 踏ん張って→
やって行きます
 はい。
<町に戻ろうか→
ためらっている人がいるかもしれない>
<みんなの心の
よりどころになれたら>
<だから
 ここで明かりをともし続けよう>
♪♪~
<震災の年に生まれた双子は小学生に>
<今年の1月4日→
大祐さん 45歳の誕生日>
<こんな似顔絵を
描いてくれました>

「おしごと がんばってね」>
<田植踊が奉納されました>
<そこには…>
<避難生活を続ける→
舛倉美咲さんの姿が ありました>
≪きつくないと
また取れちゃうしな≫

美咲さん) きついですね フフフきついですね。
♪~
<思い描いていた復興とは程遠い→
自分が生まれた
 ふるさと>
<今は

 戻れない>
♪~
<だけどこの踊りだけは続けて→
ふるさとと
 つながっていたい>
<そう思っています>
<90歳の甲谷 強さん>
<漁師学校を続けています>
(甲谷さん) まぁ 漁師の俺たちの仕事ってのは→
こういう仕事だ

♪♪~
<今も まき続けている復興の種>
<その芽生えを待ちながら→
立ちはだかる現実と今も向き合っています>

いつになったら復興できんだ」って 俺たちが言いたいのさ。

内金崎さん) 何だい?
乗る?
<町の復興を願い続けている…>

内金崎さん) はい ヘルメット。
これが
 奏斗だな。
こっちが啓太くん

よし
 行ってこ。
<震災の年に生まれた

双子の成長が心の支えです>
<なのに
 目の前には→
まだまだ
 空き地が広がるばかり>
<子供たちは
確実に成長しています>
<しかし
 町は…>
<東日本大震災から8年>