2019/03/11(月) 15:50〜16:50 ten.【東日本大震災から8年…関西では伝えられない福島復興の真実】[字]
またそれに関するそういう企業とかに就職する、
地元のやっぱりそういう関係から
言うと、やっぱり必要不可欠じゃ
ないかなと思うんで、やっぱ人間
ってね、
ごはん食べてかなきゃあかんし、
みんな生活あるんで、
やっぱり背に腹は代えられんし。
>>大橋さん、
聞いてみてどうでした?お話。
>>いや、
とても正直に答えてくれたなって
思っていて、
やっぱり経済的に恩恵があるので、
地元としてしかたない部分もあるのかなっていうのは思うんですよ
ね。
じゃあ、反対運動するのかとか、
個人的にじゃ、
今ある仕事をどうするんだっていうと、
それは何も強制できないとは思う
んですよね。
すみません、まとまってなくて。
>>日本で初めての商業用原子炉として、
半世紀前に建設が始まった美浜原
発。
万国博に原子の灯をを合言葉に、
1970年8月には、
美浜原発から100キロ離れた大
阪万博の会場に電気が送られ、
当時、
原子の灯としてもてはやされました。
その後、関西電力は福井県内の京
都府や滋賀県に近い地域で、
合わせて11基の原子炉を建設。
その数の多さから、
原発銀座と呼ばれています。
関西電力は、
美浜の3機の原発のうち、
出力の小さい1号機と2号機は廃炉作業を進めていて、
大飯原発の2基についても、廃炉
を決めました。
一方で、実現を目指すのが、
原発の新たな建設や増設、リプレイスです。
>>リプレイスするならば、
日本で一番最初にこの地でしたいという思いは変わりませんのでで
すね。
ぜひこの地で、リプレイスを果た
し、皆様とご一緒に今後、持続的
に、永続的な事業運営を続けてま
いりたい。
>>関電と美浜町、原発のリプレイスも含め、
相思相愛の関係を続けるため、関
西電力の社長など幹部と、
地元の有力者たちとの会合が定期
的に開催されています。
原発は、
国のルールで60年を超えて運転はできず、
このままいけば、遅くても205
3年に、
関西電力のすべての原発が停止す
ることになります。
関電も町も、
手をこまねいてはいられないのです。
福島の事故を経験してもなお、
関電の原発の運営に協力を続ける美浜町で、
先週まで5期20年にわたり町長
を務めた地元のキーマンに、話を
聞くことができました。
>>福島の原発事故をどのように受け止めてらっしゃいますか。
>>自分のような原子力に対する
態度をどうしていくんかというこ
とでは、やっぱり推進していかん
といかん。
それで、
再エネだけに頼っていけるんですか?
これも分かってないわけです。こ
れも検証できて、
こういうもんでやっていけるとい
うのがしっかり出ないかぎり、今、
原子力を捨てるわけにはいかんの
ではないかと。
>>原発推進の理由を尋ねると、
原発がCO2を排出しないエコな発電方法であるという考え方を前
提に、自身の理論を展開しました。
>>なんで原子力がいるかっていうのは、
オール地球のことを考えんとあか
んのではないですか。
日本がCO2どんどん出して、世
界で減らせる国っていうのはある
んですかと。
でしょうから、
福島の事故と、
そういう地球規模の考え方と、
しっかり分けて話をせんと、
考えていかんと、
地球環境をどうするんですか。
>>半世紀にわたり、
地元と電力会社の間で結ばれた強
い絆は、
あの事故を経てもなお、揺らぐこ