関西のニュースをお伝えします。
＞＞大阪市の吉村市長が出した辞職願に対して、
先ほど市議会は、自民、
公明など野党各党の反対多数で同意しませんでした。
吉村市長は、
知事選に立候補する２１日に、
自動失職する形となります。
＞＞３月２０日の終了をもって、辞職したく、議長に対して申し出
を行いました。
どういう結果になるか分かりませ
んが、
都構想の再挑戦を目指して、市民、
府民の皆さんの信を仰ぎたいと思
います。
よろしくお願いします。
＞＞大阪市議会は先ほどの本会議で、
吉村市長が出した辞職願について
審議しました。
大阪都構想を巡り、
維新と対立した公明など野党が、
反対の討論を行いました。
＞＞強引に住民投票に突き進もうとしています。
そして自分の思いどおりにならな
ければ、
任期途中で投げ出し、
税金をむだ遣いしてでも、選挙に打って出る。
これはまさに市長としての職務職
責の放棄であります。
＞＞採決の結果、維新以外の公明、
自民、
共産による反対多数となり、
吉村市長の辞職願は同意されませんでした。
これで吉村市長は、
２１日告示の知事選に立候補した時点で、
公職選挙法の規定で、
自動失職することになります。一方、
吉村市長の辞職に伴う大阪市長選
挙を巡り、
市長選に立候補を表明している松
井知事に対抗する、自民党の候補
者選びが難航しています。
＞＞ある程度まではきています。今、
最終段階に入っているところです。
できれば今週中、
最悪でも２０日までにはと思って
います。
＞＞自民党は候補者を絞り込んで
いるとしていますが、
告示まで２週間を切る中、いつ発
表できるのか、不透明な情勢です。
暴行事件の目撃者がうその証言を
したと告白したのに、
検察官が口止めして、不当に裁判
を続けたなどとして、
大阪府内の男性が国などに慰謝料
を求めていた裁判で、大阪地裁は
訴えを退けました。
訴えていた大阪府内の男性は、７
年前、
トラブルになっていた男性を殴ったとして、
暴行の罪に問われました。
訴えによりますと、
事件の目撃者が、男性をはめよう
と、
やってもいない罪に陥れたと検察
官に告白しましたが、
検察官は弁護人に伝えないよう口
止めして、
裁判を続けたということです。
男性は刑事裁判で無罪が確定し、
長期間不当に拘束されたとして、
国などに慰謝料など１６００万円を求めていました。
きょうの判決で大阪地裁は、
刑事裁判で口止め行為について証言しておらず、
口止め行為があったとは認められ
ないと判断しました。
その上で、証拠を総合的に考えて、
＞＞目撃者がうその証言をしたと告白したのに、山川さん、
認められなかったんですね。
＞＞その大きな理由は、
この検察官が口止めをしたという
ことは認めていないということが
あるんですね。
ただ、
そうだとしても、
うその証言をうのみにして無実の男性を起訴して、
有罪にしようというふうにしたこ
とは、事実としてやっぱり残って
いるわけで、
これまでにいろいろ数多く起きているえん罪の被害者の皆さんは、
そうした間違いをした検察官の責
任というのは、どうなんだと。
それは国の責任じゃないのかとい
うことを、
ずっと問い続けているんですけれ
ども、
それに対する答えは、
やはりきょうの判決の中にも出てきていないですし、
被害に遭った男性にとっては、ど