◆どうもすいません。
空庭温泉プロデューサー荒井さん
でしょうか。
◆はい、荒井です。
◆よろしくお願いします。
◆こちらが空庭温泉を手がけた
スゴ腕ワーカー
荒井岳(あらいたかし)さん。
◆また、荒井さんの格好、
◆荒井さんか、京都市長かですよ
ね。
この格好が似合うのは。
◆和装和装でね。◆一応、
安土・桃山時代からタイムスリッ
プしてきた町なので、
我々も安土・桃山時代から
一緒にタイムスリップしてきた。ですから、
私の年齢は456歳です。
◆出た!
◆それだけコンセンプトを
大事にしている
空庭温泉のテーマは安土桃山時代
このコンセプトは荒井さんが掲げ館内のプロデュースも
行っています。
◆原案から
荒井さんが手がけられたんですか。
◆いや、もともと原案は、ここの施設を買収した
アメリカの投資ファンドがつくっ
てはいてたんですけど、
なかなか難航しはって、
我々、私のところにご相談をいただいて、
私のほうでいろいろ新しいコンセ
プトを入れていったという。
◆なぜ荒井さんにオファーがとい
うか。
◆私、以前近くにある某有名なテ
ーマパ
ークの。
◆めちゃめちゃ有名なところですね。
◆再生みたいなんもお手伝いした
りとか。
◆そうなんですか。
◆実は、業績が低迷した
企業を改善する
再生コンサルタントとして
多くの実績を残してきた荒井さん。大阪ベイタワーを初め、
十分な環境が整っているにも関わらず
人が集まりにくく
元気がない弁天町を再生してほしいと
荒井さんに
白羽の矢が立ったのです。
◆原案を見たときは
荒井さんはどういったお気持ちで?
◆原案は、
一般的なスーパー銭湯みたいなものでしたので、それではここを再
生するような集客数ですとか、
利益というのは難しいなというふうに思いましたね。
それはもっとテーマパークに
仕立て上げていくために、
いろんな仕組みを入れたりとか、
いろんなコンセプトを入れたりとかということをやって。
◆そこで、荒井さんが出した
アイデアが「温泉テーマパーク」
方向性が決まったのは2年前、
急ピッチで完成したその内部は?
◆すごいところですね。
◆えっ、
まだまだあるやん。
◆何や、これ。
すごいですやん。
もう外ですやん。
◆町みたいな感じになるのかな。
◆そうですね、
安土・桃山時代の
町を再現しているという。◆美しい。
◆何でまた安土桃山なんですか。
江戸時代じゃないんですか。
◆確かに、
なぜ安土桃山時代なのでしょうか
?
◆そう安土桃山時代は南蛮文化が取り入れられ
芸術や商売に華が咲き
大阪が一番活気づいた時代。
そこに目をつけたのです。
◆日本の文化とか歴史とか、
大阪の文化とか、そういうものを
このパークを通じて
知ってもらうというのが一番のテ
ーマです。
◆温泉で癒やされながら
歴史を体感できる!
これも弁天町を再生するための
アイデア。
そして、その浴場にも
弁天町再生の仕組みが。
◆どうぞ。
◆めちゃめちゃ…、
めちゃめちゃええ。
◆広い。
開放感がすごいやんか。