2019/05/09(木) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]
じゃあ、この皆さんの怒りはどこにぶつければいいんですか。
≫それが結果的には
いずれ加害者の
刑事裁判というものが
始まるでしょうからその刑事裁判に
被害者の親御さんが参加をして
意見をお述べになるという方法というのが
直接、怒りをぶつける方法に
なるかと思います。
≫意見を述べた場合に、責任能力
責任の問題が影響を及ぼすということですか?
≫それは
こういう交通事故の刑事裁判でも
民事上の過失の割合というのは
影響はいたしますけれども意見を述べたから加害者の刑が
より重くなるという
問題ではないんですね。
ただ、やはり
怒りのはけ口というのが
なかなかないわけですね。
もっていきようがない。
それは、やっぱり
刑事裁判という場で
自分のいたいけな娘が
わずか2歳で命を落とす事態になってしまったと。
この悲しみというのは
筆舌に尽くしがたいものが
あるんだと
こういうことをした加害者は
減罰に処してもらいたい
ということを
やはり訴える必要が
あるかと思います。
≫ここに私たちが立ってしまう
ケースもある。
ここに私たちが立ってしまう
ケースがある。
ここにもそれは可能性として
ないわけではない。
本当に交通事故というのは
単純に、見ないで
右折をしたことで
こんな大きなことになってしまうということ。
もう1回、これは
考えないといけないですね。
≫私どもがよく考えるのは
横断歩道で
待っているということですね。
待っている場合に
自分の進行しようとする
信号が変わるのを
ただ漠然と
待っているのではなくて
道路を走ってくる
車対車がぶつかって
横断歩道で待っている人に
いきなり突っ込んでくるということがありますから
周囲を見渡しながら
待っていただきたいと
そう思いますね。
≫こうした悲劇は実は過去にも起きておりました。
歩道に車が突っ込み
信号待ちをしていた
看護師3人が犠牲になったという
事故がありました。
≫10年前
横浜市都筑区の交差点で
死亡事故が起きた。
信号無視して直進してきた乗用車が
右折しようとした車に
衝突したあと
歩道に突っ込み
信号待ちをしていた女性3人を
はねたという。
今回の滋賀と似た事故だ。
これを受け、横浜市は
再発防止対策を実施した。
≫こちらの交差点では
10年前の事故を受けて
ガードレールや
車の進入を防ぐための
このようなポールが
設置されました。
≫衝撃を和らげるポール
そしてガードレールを事故が発生した
都筑区内の交差点
9か所に設置した。
≫更に、事故現場が下り坂で
スピードが出やすいことから…。
≫右側にドットラインが
引いてあります。
1本引いてあることで
少し道幅が狭く感じますね。
≫道路幅を狭く感じさせることで
速度を抑制する目的のドットライン。
また、夜間の事故防止のために
中央分離帯に反射板も設置した。
≫この事故に関して
車を運転していた
元大学生ですが