2019/05/11(土) 16:30〜17:55 スーパーJチャンネル[字]
持ってらっしゃいますか?
≫やる前はそういう甘えた人が
多いのかなという印象は
正直持っていたんです。
でも実際にやってみると3万円とか5万円のお金を払って
やりたいという人は
結構追い詰められてるんですよ。
自分で言い出したんだけど
まったく認めてくれない。
親に行くぞとか
お前、これやめたら同僚が
どんな苦労するかわかるのかとか
損害賠償請求するとかかなり追いつめられて
そこでやむなくという。
病院に通っている方も結構いらっしゃる。
≫精神的にちょっと
心を痛めてしまって。≫で、病院に行ってるんだけど
それを
会社に言わないでください。
でも、円満に辞められれば
いいんですという
切羽詰まった方が
すごく多いのがびっくりしました。
≫実態はそれぐらい
ブラックなところが
多いということですね。
≫だから、先ほど根性がないみたいな話が
ありましたけど
出しているんですよ。根性を出したんだけど
バーンと追い詰められて
いまだに殴る蹴るありますから。
だから、それでは
苦労しているのかなということで
もうやむなく
駆け込んでいるという感じです。
≫会社側の課題というのも
あるかもしれないんですが
一方で、もう1つ気になる
街の声というのもあったんです。
やっぱりすぐに辞めるのは
今もありましたが
根性や向上心が
足りないんじゃないのという
声もありまして
つまりは職場で多少つらいことがあったとしても
そこは自分も
成長できるかもしれないし
少し我慢してみたらどうかという
声もあるんですが。
≫これ、実は逆でして
若者が辞める方って
結構な割合で、ここの会社は
何も教えてくれないということを
言ってくる人が多いんですよ。
つまり、向上心ってすごい持っていて
会社に
すごく期待しているんですよ。
会社に入るときには
色々教えてあげるよっていうから
真に受けてはいるんですけど
入ったら
ほったらかしなんですね。
そうするとこれで大丈夫なのかなって
不安になって
私、これで行けるんだろうかと
辞めちゃうという方が多いので
意外とというか
本当に向上心の塊なんです
若者は。
≫つまり逆なんですね。
≫逆なんですよ、実は。
≫それだけ
真面目だっていうことなのかな。
≫真面目で素直っていう印象が
すごく強いですね。
≫嵩原さん、視点を変えて
企業の側から見てみると
企業側としては今、本当に
人口減少で
人手不足ですから
どうしても引き留めたいという
気持ちはわかるんですよ。
そこはどうご覧になりますか?
≫これ、実は若者が
離れていく企業って
全部じゃないですが
多くの企業は
やっぱり
若者を育てるということについて
足りていないという
感じなんですね。
僕らのときもそうだったんですが
お前は先輩の背中を見て
覚えろって言われたんですが…。
≫僕らもそうです。
≫でも、それってよく考えると
効率が悪いんですよ。
つまり、ちゃんと教えてくれれば
わかることについて
土台を