2019/05/18(土) 16:30〜17:55 スーパーJチャンネル[字]


本人の意思はもちろん
≫12人が死傷した

池袋の交通事故で
車を運転していた
飯塚元院長が
今朝、退院。
多発する高齢者ドライバーの事故に
運転免許証の自主返納が
注目されます。
高齢者に自主返納を勧める
グループで
役員を務める75歳の渋川さんは
最近、自らも運転免許証の自主返納を決めました。
これから家族会議で
初めてその件を話します。
今後の生活では
交通手段などを含め
家族の協力が
必要になりますが…。
≫ところが


家族は意外な反応でした。
≫家族で、不動産会社を
経営している渋川さん。
まだまだ働いて欲しいと
期待している息子さんに加え
奥さんまでも反対意見。
そんな中、渋川さんを救ったのは義理の娘・世津子さんの
助け舟でした。
≫最終的に家族みんなでカバーすることで
全員が
納得する結果になりました。
運転者本人が納得のうえ
返納するケースでしたが
逆に、自主返納を
本人が嫌がった場合
周りの家族は
どう説得すればいいのかと
不安を口にします。
≫高齢ドライバーの事故のニュースが
相次いでいまして
心配しているというご家族の方も
多いと思うんですよね。
そこで今日は私のお隣です。
たくさんのシニアの方々を
取材してきました
介護ジャーナリスト
小山朝子さんに来ていただきまして
家族は高齢ドライバーと
どう向き合っていけばいいのかを
伺っていきます。

どうぞよろしくお願いいたします。
≫よろしくお願いします。
≫まず、小山さんが挙げてくださいました
運転からの卒業を促します
3つのポイント。
キーワードを
キーワードを1つ1つ確認していこうと
思うんですね。
まず、1つ目ですが車の価値観に世代差あり。
これ、どういうことでしょうか?
≫若者世代は比較的車に執着しないんですが
シニア世代の場合は
車を持つことが
自分のステータスであったり
今までの時代背景として車を持つことが
非常に自分のプライドに
直結するということが
あったんですよね。
ですから、そこに思い出もあるし
それから、色んな生き様も
あるわけですよね。
≫うちの親の世代なんかも
そうだったかもしれないですね。
≫ですから
車をやめるというのは
定年退職と同じくらいの
非常にインパクトがあることを
子世代は理解して
伝えていく必要があると思いますね。
≫そういうことをわかったうえで

まずは向き合うってことですね。
≫では、ここで
高齢の方の運転が
安全かどうか、見極めるためには
こんなポイントに
注意してみたらいいというのを
取材してみました。
高齢者安全運転支援研究会の
平塚事務局長によりますと
急ブレーキが
ギュッと踏めるかどうか。
ここが1つ
判断基準になるんだそうです。
急な飛び出しがあったときに
とっさに反射神経で
ブレーキを踏めるかどうかが
大事だということですが
家族が見ていて
こういったことに不安を覚えた
やっぱりちょっと