2019/05/29(水) 15:08〜15:55 ガッテン!「虫歯リスクが激減!?発見!新★歯みがき法」[解][字][再]


化学の力で汚れを落とす時代になります。
そして 昭和23年。 日本で初めて
フッ素入りの歯みがき粉が登場します。
これによって 歯みがき粉は

「汚れを落とすだけのもの」から→
「薬効成分で虫歯を防ぐ高機能のもの」へと
進化を遂げたんです。
では いざ最新の歯みがき粉を
見てみましょう!
案内してくれるのは→


歯みがき粉メーカー研究員の井手上 拓さん。
分かりますかね。 井手上さん
「イー」って やってもらえます?
新商品を開発する この施設は
秘密がいっぱい!
というわけで ちょっと失礼。
準備OK!井手上さん お願いします!
取って頂いても…。
大丈夫ですか?
最新の歯みがき粉に含まれている
主な成分が こちら。
これは…
1,000分の20mmという超細か~い粒が→
歯の表面を傷つけずに
汚れを落としてくれるんです。
更に こちらは…
水に入れると…。
ほら 泡立ってきた!
これには どんな役割が?
そして もちろんありました フッ素。
これが 虫歯予防に欠かせない「切り札」。
それでは 歯みがき粉作り開始!
使うのは こちらのマシーン。
まず 水と特殊な溶液を入れて…→
そこに フッ素のほかおよそ20種類の材料を順番に投入。
これを混ぜ合わせます。
作業開始から およそ30分。
(井手上)そうですね これが…
これは 多いけど… いきますよ。
こうして 今や国内で流通する9割の

歯みがき粉に配合されている「フッ素」。
いよいよ そのパワーをスタジオで
詳しく解き明かしちゃいます!
このフッ素は
一体 何をしてるものなのかを→
それでは ご説明をいたしましょう。
模型で説明をさせて頂きます。
これ 私たちの口の中を
簡単に 模式的に表したものです。
歯。 そして
ここに黄色く たまっているもの。
これは 実は歯垢です。
(ゲスト一同)あぁ~。
ネバネバした この歯垢を
ちょっと 中のぞいてみますと…。
(大島)わぁ~。
(森口)あら。いるのが…。
あ~ 来ましたね。
虫歯菌です。
これから起こることは もうこれ
半年間かけて作ったもんですからね。
(大島)すごい。
(金子)大作ですね。
(森口)力作!
大作ですよ 大作。それではまいりましょう。
虫歯菌が出すのは… 酸。
(大島 金子)あぁ~っ!
(大島 金子)溶けてる!
(森口)溶けちゃった!
(大島 金子)あぁ~っ!

(森口)はやい!
これ もう…
構想から1年かかったんですよね。(笑い)
(大島)名作ができた。
(森口)クライマックスを迎えてますよ。
(大島)うわ~ 溶けちゃってる。
(金子)穴あいちゃった!
(ゲスト一同)わぁ~!
虫歯菌は酸を出します。 その酸が歯を溶かすことを「虫歯」といいます。
(金子)へえ~!
なるほど~。
では 今度は…
(森口)粒々 入りです。ご覧下さい。
これがフッ素でございますね。
そうです。
これを作るのにも2か月かかってる。
さあ これで歯を磨くことにしたということで→
これを 磨いてまいりますと…。
結構よくできてます。
(ゲスト一同)あぁ~!
(森口)フッ素 くっついた!
これは すごいです。
(森口)反省!悔しいですけど。
このようにしてコーティングですね。
まさしく こうしてフッ素で歯をコーティングすることになるんです。
そうしますと 同じように
あの子がやって来ましても→
(大島 森口)あぁ~ 溶けない!
(金子)守られるんだ。(大島 森口)あぁ~。
心なしか悔しそうな虫歯菌。