2019/06/03(月) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[デ][字]
気にしていたのだろうか。
≫この日から
さかのぼること1週間。
児島のもとに相談に来たのが
70代の両親だった。
≫児島による説得が続く中
母親は家の駐車場に止めた車で
心配そうに
そのときを待っていた。
≫70代の和子さんは
今も40歳の息子を養うため
週4日ほど飲食店で
アルバイトをしているという。
そんな生活を20年。
心も体も限界は近づいていた。
≫児島の説得が始まって1時間。
父親への長年の恨みつらみが止まらない。
≫先の見えないやりとりが続く。
しかし、このあとみのるさんは突然
思いがけないことを口にする。
≫親孝行をしたい。
この言葉に
ひと筋の光を感じた児島が
更に切り込む。
≫説得が始まって2時間ついに家を出ることを決断した。
しかし、その表情には
まだ不安が残っていた。
≫およそ20年ぶりの外出に
戸惑いながらも
なんとか準備を整える。
そして…。
≫隣の車からそっと見守る
年老いた母。
≫長すぎた20年。
だが、この日、自らの意思で大きな一歩を踏み出した。
さいたま市にある
不登校や引きこもりに対し
学びの場を提供する
セカンドスクール。
半年から8か月、全寮生活を送り
生活習慣の改善や
コミュニケーション能力を
養っていく。
提携する運送会社や
飲食店などでの職業訓練も
行っている。
2年半前に設立されこれまで、およそ60人が
引きこもりから立ち直り
社会復帰を果たした。
現在は12歳から41歳の
29人が生活している。
≫20年間の引きこもり生活を
卒業し、児島のもとで
人生を再スタートする決断をした
みのるさん。
≫まずは個室での生活。
徐々に集団生活に慣れていき半年後の社会復帰を目指す。
≫今年3月、内閣府は
中高年の引きこもりが
推計で61万人以上いると発表。
80代の親が50代の子を支えるという現実
いわゆる、8050問題は
今、政府も対策を急ぐ深刻な社会問題なのだ。
当番組は同時入力の為、誤字脱字
が発生する場合があります。
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が発生する場合があります。
≫帰宅時間帯を迎えていますが
混乱は今も続いています。
≫逆走事故を起こした
横浜シーサイドラインでは
2日経った今も
原因が分かっていません。
運休は
いつまで続くのでしょうか。
≫午後5時半ごろです。
こちら、新杉田駅前のバス停では
帰宅ラッシュが始まり
代行バスに乗ろうとする人たちで
長い列ができ始めています。
≫おととい起きた逆走事故後初めて迎えた平日の朝。
振り替え輸送の代行バスには
通勤・通学客らが殺到。
≫今日も始発から
全線運休となった
横浜市の新交通システム
シーサイドライン。
今朝は、当初の16台から
8台、代行バスを増やすなど
運営会社が対応に追われる
混雑ぶりとなった。
横浜市内の沿岸部を走り
沿線には
住宅地や工業団地が広がり
学校や病院もあるシーサイドライン。
開業以来30年
市民生活に根付いた路線だった。
≫シーサイドラインの
運休に伴って
病院前の代行バス乗り場は