全くといっていいほど
やむ瞬間がないんですね。

そうした雨の影響なのか
すぐ後ろにありますこの辺りで
土砂崩れが起きました。
ＶＴＲにもありましたように
一時は道路を塞ぐほどの
大量の土砂が
ここに流れ出たんですけれども市の職員の方々による
懸命の作業によって
ようやく、つい先ほど土砂が全て取り除かれました。
通行止めもつい先ほど
解除されたんですね。
ただ道路脇にはまだ爪痕が
残っていまして太い木の幹ですとか
更には、頭上をご覧ください。
木がせり出てしまっていますね。
今にも電線に
引っかかりそうな状態が
今もまだ続いているような


状況です。
そして実は、このすぐ近く
５０ｍほど離れた場所
あちらの道路の下でも
土砂崩れが起きているんですね。
このえびの市内では
ほかにも少なくとも
２か所でこうした土砂崩れなどが
起きているということです。
何よりも心配なのが
こうした中でも
まだ雨が
降り続いているということです。
この山の斜面のほうから
雨水がまとまって
路面を流れてきているんですが
よく見ると
その中に
泥などがまじっているんですね。
３日間雨が降り続いたことで
山に大量の雨水がたまっていて
こうした泥などが
崩れてきているということです。
まだこの宮崎県内では
人命にかかわる被害は
確認されていないんですが
決して、ご自身のいるところが
安全だと思わないで
いただきたいと思います。
ちょうど１年前に起きました

西日本豪雨のときにも
一瞬で状況は変わりました。
その中で逃げ遅れた方々
大勢の方が亡くなりました。
今も、雨は降り続いていますので
ご自身
それから大切な人の命を守るため
早め早めの行動を
心がけていただきたいと思います。
林≫続いて、未明から
土砂降りの雨が
７時間近く降り続いた
鹿児島市内から鹿児島放送の山下拓也記者です。
山下さん。
山下≫普段であれば
アユ釣りをする人で
楽しむ人がいるなど
穏やかな流れの
甲突川なんですが今日は一転
茶色い水が勢いよく
流れ出ているのが
分かると思います。
そしてあちらが今朝
３０～４０ｍにわたって
崩れました。
土がむき出しになっているのが
分かります。
ここから土砂を含んだ水が
田んぼへと流れ出ました。
ＶＴＲにもありました

水に囲まれた住宅なんですがその周りは今
水は引いている状態です。
自分の田んぼがどういう被害を
受けているのか
確認しに農家の方々が来ています。
そして田んぼに
目を向けてみますと
木々やブロック塀などが
散乱しているのが分かります。
被害の大きさが分かります。
現在、鹿児島市内は
雨は小康状態ですが
今後降ってくれば
川が増水する可能性もあります。
十分警戒してください。
渡辺≫気象予報士
今村さんの解説です。
今村さん九州各地で
被害が出始めていますね。
今村≫今回も一部で