2019/07/01(月) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]
1296円!
鮮度、味はお墨付き。
価格もほぼ産地と変わらないぞ。
しょうゆと砂糖、みりんで
深いコクのある味わいに仕上げた
金目鯛かぶとの煮付けは
1058円で提供。
≫150km離れたこの地で
産地そのままの味をリーズナブルに味わえるのが
産直の最大の魅力だ。
この日、岩手県の盛岡駅では
前代未聞のある試みが
行われようとしていた。
≫新幹線で産地直送。
時間がかかる貨物列車に代わって使うのが
なんと新幹線。
これならば岩手の絶品の産直食材を
わずか3時間ほどで、東京まで
運べてしまうというわけだ。
≫この日、品川駅構内の売店で
試験販売されていたのは
朝どれの三陸産
生ウニの瓶詰め。
高い鮮度を維持したまま
東京へ送れるようになれば
今までよりも
販売数の増加が見込める。
出荷量を増やすことで
復興事業としての意味合いも兼ねているそうだ。
更に、自治体との連携を図る
交通機関は
新幹線だけではなかった。
≫高速バス大活躍。意外な産直品。
多くの高速バス路線を運営する
京王バスでは
去年から週に2回
ある意外な産直品を
高速バスで
東京へ運んできているという。
取材スタッフが
片道5時間半かけて向かったのは
岐阜県の高山市。
≫高速バスの荷室に積み込まれていたのは
この地で収穫された
朝どれの高原野菜。
名付けて、貨客混載
高原野菜拡販プロジェクト。
≫朝晩の寒暖の差が大きい
この地で育った野菜は
糖度が高く
高山から近い愛知などで人気に。
しかし、最大の消費地である
東京に出荷したくても
輸送コストの面から、これまで
出荷が難しい状態にあった。
そこで、高山市が目をつけたのが
高山市と新宿を結ぶ京王の高速バス路線。
一方の京王バスもまた
このプロジェクトに
ある魅力を感じていたという。
≫バスで運んできた高原野菜は
グループ会社が運営する
都内のスーパーなど
3店舗で販売。
≫バスの空きスペースの利用で
輸送コストを
低く抑えられるだけではなく
魅力的な商品を扱うことで
集客や売り上げの向上にも貢献。
≫そして、ここ横浜にも
絶品の産直野菜に
並々ならぬ情熱を抱いている
男がいた。
≫客に、野菜のおいしい食べ方を
手ほどきするのは
地元・横浜育ちの
大野誠次さん、58歳。
店に、ところ狭しと
並べられているのは
おいしいブランド野菜として
知られる
三浦半島で収穫された三浦野菜。
≫三浦野菜を自力で産直。
温暖な気候で
1年を通じて野菜作りができる
三浦半島。
野菜にストレスをかけず
本来のうまみを
引き出せるそうだ。
シーズンごとに、最も適した
野菜だけを生産している。
≫カボチャに、赤キャベツ
フルーティーな味わいが人気のカブ、もものすけなど
どれも
値が張りそうな野菜ばかりだが
値段は意外とリーズナブル。
しかも、陳列された野菜のほとんどが
この日の朝どれだ。
その秘密は、仕入れ。
店主自ら軽自動車で