性がある氾濫危険水位の
4メートル80センチを
超えました。
国土交通省宮崎河川国道事務所は
自治体が出せる避難に関する
情報に注意するよう
呼びかけています。
気象庁は臨時の記者会見を開き、
場合によっては大雨特別警報を
発表する可能性もあるとした
うえで、
みずからの命は、みずからが守る
という意識を持って
特別警報の発表を待つことなく
早めに避難してほしいと
呼びかけました。
これから4日夜にかけて
より一層大雨となって
災害の発生のおそれが高まる
見込みです。
住民の方々は
みずからの命は
みずからが守るという意識を持って
みずから、周囲の雨の強まりを
確認し、
自治体や気象庁が発表する情報を
活用して
特別警報の発表を待つことなく
早めの避難を行っていただきたく
記者会見を行います。
日本付近に停滞している梅雨前線
は一段と
活動が活発となってきています。
すでに九州では記録的な大雨と
なっているところがあり
少なくとも6日ごろまで前線が
停滞し、
大雨が続くおそれがあります。
特に4日夜にかけて
西日本と東日本では局地的に
猛烈な雨や
非常に激しい雨が降って
大雨となる見込みです。
非常に激しい雨が同じような
地域で数時間続くような場合には
大雨特別警報を発表する可能性も
あります。
また比較的
雨の少ない瀬戸内海周辺の地域
でも
大雨のおそれがあります。
これまでの大雨により、すでに
地盤の緩んでいるところがあります。
大雨による土砂災害、低い土地の
浸水、
河川の増水や氾濫に厳重に
警戒してください。気象情報に
留意するとともに危険度分布を
活用し、
市町村の
避難勧告等に従って自分の命、大切な人の命を守るために
特別警報の発表を待つことなく
早め早めの避難、安全確保をお願いします。
では命を守るためにはどうすれば
いいのか、避難に関する情報の
種類や避難の際の注意点をまとめ
ました。
自治体が住民に
避難を呼びかける情報には
避難指示、避難勧告、それに
避難準備の情報の3つがあります。
ことしから始まった
大雨の5段階の警戒レベルのうち
避難指示と避難勧告はレベル4、
避難準備の情報はレベル3にあたります。
警戒レベル5は
災害が発生している状況です。
この段階で避難を始めるのは
手遅れになっているおそれが
あります。
警戒レベル3の避難準備の情報が
発表されたら、
高齢者や障害がある人など
避難に時間がかかる人は
避難を始めてください。
支援する人は
安全な場所に連れて行くなど
力を貸してあげてください。
このほかの人たちも避難先の確認や
持ち出す物の準備をするほか
自主的な避難を始めてください。
警戒レベル4にあたる避難勧告は
災害による被害が予想され、
人的な被害のおそれが
高まった場合に発表されます。
対象地域の人は全員、
避難が必要です。
自治体が設ける避難所や安全な
場所に速やかに移動してください。
避難指示は災害が発生する