あすの朝には東海や北陸付近でも
非常に激しい雨の降るおそれが
あります。
さらにこのあと見ていきますと
あすの午後になると大雨の峠は
越えますが、しかし、九州南部、
夜になると再び雨の降りだす
可能性があります。
引き続き土砂災害などに厳重な
警戒が必要です。
それでは全国の今夜の天気です。
九州から関東にかけて広い範囲で
雨の予想です。
あすの天気です。
大雨の最新情報の入手にはこちらも活用してください。
テレビのデータ放送で
自治体から発表される
避難に関する情報などを
確認できます。
リモコンのdボタンを
押してください。
矢印キーで
地域の防災・生活情報を選び決定ボタンを押します。
自治体からの避難に関する情報は
避難情報から見ることができます。
河川水位情報では
氾濫の危険性が非常に高く避難勧告の目安となる
氾濫危険水位や
避難準備の情報の目安となる
避難判断水位に達している川を
確認できます。
このほか発表されている
警報や注意報なども確認できます。
大雨や台風の際には
屋外に設置された防災行政無線が聞こえづらい場合があります。
情報の入手にデータ放送も
活用してください。
時刻は4時20分になりました。
福岡のスタジオから引き続き大雨
の最新情報をお伝えしていきます。
活発な前線の影響で九州南部を
中心に局地的に雨雲が発達し
記録的な大雨となっています。
これからあすにかけて九州では
1時間に80ミリの猛烈な雨が
降るおそれがあります。
平年の7月1か月分の雨が一日で
降るような大雨となるおそれが
あり
土砂災害などに厳重な警戒を
続けるとともに早めの避難を
心がけてください。
気象台によりますと
梅雨前線が停滞し、暖かく湿った
空気が流れ込んでいるため
九州南部を中心に発達した雨雲が
次々とかかっています。
午後1時までの1時間に
鹿児島県の
曽於市で77.5ミリ
午後1時半過ぎまでの1時間に宮崎県日南市の深瀬で
52.5ミリの非常に激しい雨を
観測しました。
九州南部では降り始めからの雨量
が多いところで1000ミリに
達する記録的な大雨となってい
ます。
これまでの大雨で地盤が緩んで
いるところがあります。
熊本県、宮崎県、鹿児島県では
土砂災害の危険性が非常に高まり
土砂災害警戒情報が発表されてい
ます。
こちらは宮崎県都城市を流れる
大淀川の今の様子です。
川の水位が上がっているのが
分かります。
都城市都島町の岳下水位観測所で
午後2時40分、洪水が起きる
危険性がある氾濫危険水位の4
メートル80センチを超えました。
鹿児島県や宮崎県では氾濫危険
水位に達している河川もあり
厳重な警戒が必要です。
5段階の警戒レベルのうち警戒
レベル4にあたる避難指示や避難
勧告も出ています。
避難指示が出ているのは
いずれも鹿児島県で
鹿児島市全域の27万世帯余りを
はじめ
霧島市全域、姶良市全域、
日置市全域、南さつま市全域、
いちき串木野市全域
大崎町全域
東串良町と垂水市の一部で直ちに
避難するよう呼びかけています。
また避難勧告も
鹿児島県と熊本県、宮崎県の一部
に出されています。