梅雨前線はあすにかけて活動が
一段と活発になる見込みです。
九州北部ではこれからあすに
かけて
九州南部では今夜遅くからあすの
昼前にかけて1時間に80ミリ
以上の猛烈な雨が降るおそれが
あり
平年の7月1か月分の雨が一日で
降るような大雨となるおそれが
あります。
あすにかけて1時間に降る雨の量
はいずれも多いところで
熊本県と鹿児島県、宮崎県で
80ミリ
福岡、佐賀、長崎、大分の各県で
50ミリと予想されています。
あす昼までの24時間に降る雨の
量は
いずれも多いところで
鹿児島県で350ミリ
熊本県と宮崎県で300ミリ
福岡県で200ミリと予想されて
います。
さらにあす昼からあさって昼まで
の24時間に降る雨の量は
鹿児島県で100ミリから
200ミリと予想されています。
すでに雨量が多くなっている地域
では、土砂災害などが急に発生
するおそれがあります。
危険度が非常に高い状態が6日
ごろにかけて続く見込みです。
気象台は
土砂災害や低い土地の浸水
川の増水や氾濫に厳重に警戒する
よう呼びかけています。
地元の気象台が出す情報や自治体
からの避難の情報に注意し早めの
避難を心がけてください。
大雨の影響で鹿児島市では崖崩れが相次いでいます。
このうち鹿児島市唐湊の住宅街で
は
きょう
午後1時過ぎ裏手の崖が崩れたと消防に通報がありました。
崩れたのは高さ10メートル
幅5メートルほどで
写真からは土砂が道路に
流れ込んでいる様子が確認でき
ました。
市によりますとこの崖崩れによる
けが人や建物の被害はこれまで
確認されていないということです。
このほかに午後3時過ぎ
鹿児島県曽於市の市道で土砂崩れ
がありました。
駆けつけた消防によりますと
曽於市大隅町の市道で山から
土砂が流れ込み
乗用車1台と軽自動車1台が
巻き込まれていたということです。このうち乗用車は土砂に
押し流される形で道路の下に
転落し軽自動車も土砂をかぶった状態
だったということです。
消防によりますと
2台に乗っていた合わせて5人は
いずれも
自力で車から出ていて
けがをした人はいなかったという
ことです。
また、鹿児島県志布志市有明町で市道を走っていた車が
崖崩れで流れてきた土砂に
乗り上げて横転しました。
車には母親と子ども2人の
合わせて3人が乗っていましたが
このうち母親と子ども1人が軽い
けがをしたということです。
現場は現在、片側通行になって
いるということです。
土砂崩れが相次いでいます。
危険な場所には絶対に近づか
ないでください。
この大雨の影響で、JR九州は
一部の路線や区間で運転を
見合わせています。
このうち九州新幹線は
熊本駅と鹿児島中央駅の間の上下線で午前10時44分から
運転を見合わせています。
また在来線は
鹿児島本線
の川内と鹿児島駅の間日豊本線の南宮崎と鹿児島の間
指宿枕崎線の鹿児島中央と枕崎の
間の全線
日南線の田吉と志布志の間
肥薩線の八代と隼人の間の全線吉都線の都城と吉松の間の全線
三角線の宇土と三角の間の全線で
それぞれ終日運転を見合わせる
ことが決まっています。
高速道路の通行止めの情報です。
九州中央自動車道は熊本県の