当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
渡辺≫こんにちは。
「スーパーJチャンネル」です。
記録的な大雨となっている
九州では
南部を中心に
土砂災害や川の氾濫の危険が
高まっています。
気象庁は
厳重な警戒を呼びかけています。
林≫各地と中継を結んで現在の雨の様子を
伝えてもらいます。
まずは、宮崎県都城市にいる
菅原知弘アナウンサーです。
菅原さん。
菅原≫宮崎県
第2の都市の都城市が
緊迫した状況に包まれています。
災害対策本部が設置されている市役所の屋上を
お借りしています。
安全な場所からお伝えしているんですけれども
私の後ろにあります大きな川。
茶色く濁った水が流れていますが
あちらの大淀川が
およそ2時間ほど前に
氾濫危険水位を超えました。
2時間ほど前に
超えました。川が氾濫する恐れが
出てきているということで
直ちに避難指示が出たんですね。
警戒レベル4の避難指示が出されました。
29か所の避難所が
設置されているということで
直ちに
避難していただきたいんですが
ちょうど帰宅の時間と
重なっているということもありまして
周辺、見る限りまだ
車が通っています。
まだまだ、交通量は
多く見えますね。そうした中、ちょっと心配なのが
あちらの
奥のほうなんですけれども
商業施設の辺りに車がたくさん
止まっているんです。駐車場だと思われるんですが
その辺りすでに
茶色く濁った水に
車がつかっているように
見えるんですよね。
すでにあの辺り
冠水しているものと思われます。
大淀川には周辺、たくさんの支流
小さな川が流れていますので
恐らく、そうした小さな川では
越水
氾濫などが
始まっていると思われます。
氾濫危険水位が出た
2時間ほど前に
都城市内に入りましたが
確かに、至るところで道路が冠水していました。
少しずつ、小さな川での
氾濫が始まっているもの
みられます。
こうしている間にも
まだ強い雨が
降り続いているんです。
至るところで川の水位が
上がっているとみられます。
この周辺にお住まいのかたがたは
直ちに安全を確保してください。
避難を始めていただきたいと
思います。
渡辺≫続いては
熊本県水俣市です。
原口さん。
原口≫市街地を流れる水俣川の下流域に来ています。
現在雨は
土砂降りというほどではないんですが、継続して
このように降り続く状態が
続いています。
水俣川の川の水なんですが
こちらも、上流から濁った濁流のような水が
流れてきています。
時折、流木のようなものも流れているのが確認できます。
ただ、今は干潮ということもあり
午前中と比べると
水位が60cmほど
下がったということなんです。
ただ、市で対応する
職員などによりますと
今夜もまとまった雨が
予想されるということで川の水もそうなんですが
山間部、上流部の土砂災害が
一番怖いと
話していました。
ここ、水俣市では
未明から
100ミリの雨が降っていまして
今、明るくて小康状態のうちに