2019/07/03(水) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]
激しい雨が降る恐れがある。
渡部≫川はごうごうと音を立てて
激流となっています。
対岸の道路標識も
水の勢いでしょうか
なぎ倒されています。
≫地元の住民によるとこのような光景は
26年前の
豪雨災害以来だという。
現在、鹿児島県
熊本県
宮崎県に土砂災害警戒情報が
出されている。
大雨のピークを迎えた
鹿児島県霧島市では…。
山下≫霧島市隼人町
急に雨粒が
大きくなりました。
そして、天降川水系の
西光寺川、水かさが増し
濁流と化しています。
≫濁流となって押し寄せる川。
カモも流されるままになっている。
霧島市では昼過ぎ
1時間に47.5ミリの
激しい雨を観測していた。
熊本地震で大きな被害を受けた熊本県益城町。
山下≫付近の住宅でも
土のうが積まれています。
かなり高いですね。
3段から4段は積まれています。
≫雨が強まる前から
住民は警戒を強めていた。
≫午後4時現在
鹿児島市や、宮崎日南市など
96万人以上に避難指示。
これは、5段階ある
警戒レベルのうち
速やかな避難が求められる
レベル4にあたる。
また、鹿児島、宮崎熊本の3県で
97万人以上に
避難勧告が出されている。
≫交通への影響も…。
九州新幹線が、一部区間で
運転を見合わせたほか
JRの在来線にも影響が出た。
今夜はこれまで以上の
猛烈な雨が降る恐れがあり
早めの避難が必要になっている。
渡辺≫最新の気象情報が集まっています
テレビ朝日のウェザーセンターに
移動してきました。
こちらから、今村さんの解説で
最新情報を
お伝えしていこうと思います。
まず気象庁から中継です。
松井さん。
松井≫気象庁は昨日に続きまして
2日連続で
緊急会見を行いました。
いずれも会見を始める前に
異例の説明が
予報官からありました。
自らの命は
自らが守るという意識を持って
早めの避難を行っていただきたいので
この会見を行います
というものなんですね。
今日の日中も記録的な雨が降った
鹿児島県を中心とする九州南部は
このあと、もう一度
夜遅くから大雨のピークが
くるとされています。
非常に激しい雨が同じ地域で数時間続くような場合は
大雨特別警報を
発表する可能性があるとも
気象庁は言及しました。
この大雨特別警報というのは
50年に一度の大雨で
すでに災害が発生していると
みられるという
大変重いものです。気象庁はこの特別警報の
発表を待つのではなく
まさに今、明るいときに
早め早めの避難を
呼びかけています。
更に気象庁は自分の命だけでなく
大切な人の命を守るためにとも
呼びかけました。
これは遠方に住んでいる人などから
例えば、電話などで
大切な人に避難を促すことを
求めています。
渡辺≫ありがとうございました。今村さん
現状からまず
伝えていただきたいんですが。
今村≫まずは、レーダーの状況を
ご覧いただきたいんですが
4時半の段階で