2019/07/03(水) 23:20〜23:35 ニュースきょう一日 大雨で100万人以上に避難指示 避難時ここに注意[字]


現在の雨の状況や今後の降り方などについて、
気象予報士の平井さんに詳しく伝

えてもらいます。
>>この時間の土砂災害の危険度
分布図を見ていきましょう。
鹿児島県内、紫色。
極めて危険な状況の所が多くなっ
ています。
薩摩地方、大隅地方、広い範囲、
この紫色の所は崖崩れが起こって
いてもおかしくない、
あるいは雨がちょっと降っただけ
でも起こりそうな、そんな場所で
して、これからこの大隅地方、
こういった所で雨が強く降ります。今、
周囲の状況がまだ悪化していない
所、今のうちに安全な避難所に避
難してください。
そして、
川の危険度分布図を見ていきまし


ょう。
万之瀬川、そして姶良川、こうい
った所で川が危険水位を超えてい
ます。
今後、
姶良川周辺で雨が強まることが予
想されます。
川の水が急に水かさを増しますの
で、できるだけ高い所で、
今夜は過ごしてください。
それではその雨の見通しを見てい
きましょう。
動かしますと、
この指宿からこの志布志湾周辺、
長く延びた線状の降水帯が予想されています。
この線状の降水帯がかかりますと、
1時間に80ミリの雨が数時間続
いて、一気に川の水があふれたり、
あるいは土砂災害が起こるおそれ
があります。
さらにこのあとです。
これからあすの午前6時ごろにか
けてが、雨のピークといえそうで
す。
厳重な警戒が必要です。
>>大雨はこのあとも続く見通し
です。
鹿児島市などでは、全域に避難指
示が出ています。
こうした場合、

どう行動すればいいのでしょうか。災害時の情報伝達に詳しい、
日本大学の中森広道教授は、
全域といってもすべての場所が危険だというわけではないので、自
治体が出しているハザードマップ
を見たり、自治会長などに聞いた
りして、住んでいる地域の中で、
安全を確保できる場所に避難して
ほしいと話しています。
ハザードマップは、
各自治体のホームページなどで公
表されていて、
災害の種類ごとに設けられている
避難所を確認することができます。
ただ、今の時間は夜間です。
周囲の状況が悪化した中で避難所に向かうのが危険な場合は、
崖や川から少しでも離れた建物に
移動することも、一つの方法です。
その場合は十分に注意して行動し
てください。
また、
周辺で浸水が始まっている場合には、足元が見えずに転倒したり、
道路との境界が分からなくなって、
側溝や用水路に流されたりする危険があります。
やむをえず避難する場合には、
2人以上で行動し、
傘や長い棒などで足元を確認しな
がら避難してください。
車での移動にも危険があります。
エンジンが止まり、
車ごと流される場合があります。

車が浸水したら、
すぐに外に出てください。
自宅にとどまるざるをえないときは、最後の手段として、建物の2
階以上や、崖や斜面と反対側の部
屋に移動することで、
安全を確保できる場合もあります。
あなたの命を守る行動を心がけてください。
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ースはこちら。
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日本政府が打ち出した韓国に対する半導体の原材料などの輸出を規
制する措置。
撤回を求める韓国の動きです。
>>きょう開かれた韓国政府と大
統領府、
それに与党による会議。
韓国政府は、半導体の原材料など
の開発に、年間1兆ウォン、