青信号で大通りを横切ろうとしていた
仲澤さんのスクーターを
はねたとして
運転手の女を逮捕したのだ。
≫柳原氏は今回のような死亡事故の場合
死人に口なしで
加害者側の一方的な言い分だけで
捜査が進められるケースは多いと
指摘する。
≫更に


警察のずさんな捜査によって
知らぬ間に
加害者にされてしまった男性が。
≫東京都足立区で暮らす
後藤雅博さん、６１歳。
２６年前、３６歳のとき

バイクを運転中に
トラックに衝突され
瀕死の重傷を負った。
事故で動かなくなった右腕は
回復しないまま。
今も後遺症に悩まされている。
≫１９９３年１１月２０日。
その日、後藤さんは
バイクで仕事場に向かっていた。
すると、対向車線を走ってきた
トラックが急に右折。
衝突される。
その衝撃で昏睡状態になった後藤さん。
１か月後
奇跡的に意識は取り戻したが
思いもよらぬ事態が。
≫警察は、後藤さんが一度も通ったことのない道路を
わざわざ遠回りして
脇道から飛び出し
トラックに衝突したと
加害者であるトラック運転手の証言をもとに
事故を処理したのだ。
≫知らぬ間に加害者にされていた。
しかし、後藤さんは

諦めなかった。
≫後藤さんは、何度も現場に通い
独自に調査を続け
警察に再捜査をしてほしいと
訴え続けた。
そして事故から５年後
ようやく、その努力が報われる。
検察は、時効２日前
トラックの運転手を業務上過失傷害の罪で起訴。
その後の刑事裁判で
忘れられない出来事が。
≫加害者が嘘をついていたと
認めたのだ。
≫事故で命を奪われたうえ
責任を負わされかけた
仲澤勝美さん。
父の無念を晴らした娘たちは今も、毎日のように
事故現場に足を運び
花を手向けている。
当番組は同時入力の為、誤字脱字
が発生する場合があります。
渡辺≫関東でも強い雨や風が
通勤・通学の時間帯を直撃しました。
林≫列島付近に居座る梅雨前線が
各地で激しい雨をもたらしています。
≫灰色の暗い雨雲が
大雨と強風をもたらす。
坂内≫江東区です。
暴風雨となっています。
≫横殴りの雨。

局地的な雨と風が通勤・通学の時間帯を直撃した。
片上≫急に
風が強くなってきました。
あちら、歩く方も
傘が壊れていますね。
≫男性は歩くことさえ
ままならなかった。
今朝は、梅雨前線上に発生した
低気圧が
関東を通過。
１時間雨量は、多いところで
茨城県の常陸大宮で３６ミリ
東京・江戸川臨海で１７ミリと
今年一番の強い雨が降った。
激しい雨と風は東海地方でも…。
市電が走る愛知県豊橋市では
雨が一時猛烈な降り方になった。
お隣の静岡県浜松市では
道路が水に浸かり…。
杉本≫浜松市南区の住宅街では
降り続いた雨で道路が冠水しています。
深いところで深さ１０ｃｍほどに
なっています。
≫関東や東海の雨は
明日にかけて
断続的に続く見込みだ。
林≫記録的な大雨となった九州では
今も土砂崩れなどの
災害が起きる危険性が
高い状態が続いています。