2019/07/04(木) 19:00〜20:45 NHKニュース7▽2019参議院選挙公示▽記録的大雨で九州は…[二][字]


いうやり方のほうが、少ない金額
で所得の低い皆さんへの影響を小
さくすることができると一貫して
申し上げています。
>>次に、アベノミクスについて
伺います。

枝野代表は、アベノミクスについ
て、どのように評価されますでし
ょうか。
またアベノミクスと立憲民主党の
政策、どこが大きく、最も違うん
でしょうか。
>>輸出企業を中心として、大き
な企業の収益を伸ばす。
だからこそ、株価も上がります。
昭和の高度成長期であれば、そう
して得た富が、投資や、あるいは
給与などの形で、社会全体に行き
渡っていった。今はこれが内部留
す。
したがって、この時代遅れの政策
をいくらやっていても強い者がよ
り強くなるだけ、多くの、一人一
人の国民の暮らしにはつながらな
い。
そして日本経済の6割は、実は個
人消費が占めていますので、一人
一人の可処分所得が増えなければ、
消費は伸びず、日本経済全体の活
力にはつながっていかないという


ふうに考えています。
私たちは、そうした中で企業の内
部にとどまってしまっている企業
の利益、もう少し中小企業並みに
は大きな企業にも法人税を払って
いただくなど、そういった形で納
めていただいた税を、家計を直接
温める、そういうところに振り替
えていく、このことによって、消
費を伸ばす、こういう経済を作っ
ていきます。
>>では続いて、憲法についてお
聞きします。
立憲民主党は改憲論議にどのよう
に臨んで、どのように訴えていき
ますか。また与党側は、野党側が
憲法論議に応じないと批判をして
きましたけれども、これにはどう
お答えになりますか。
>>私たちはまさに立憲主義に基
づく、権力に対する制約をしっか
いては、積極的な議論を今までも
進めてきていますし、進めていき
いるのは、国民投票法の欠陥につ
いて埋めていこうと、与党案だけ
を勝手に採決しようとしていて、
国民民主党などから出ている対案
について、議論もせずに採決しよ
うとしているので、これでもめて
います。

われわれは議論を求めています。
議論をせずに、打ち切って採決を
しようとしているのが与党である。
この現実は、多くの皆さんに知っ
ていただきたい。
を求めています。
>>次に、外交安全保障政策につ
いて伺います。
公約では沖縄のアメリカ軍の普天
間基地の名護市辺野古への移設工
事を中止すると。
ということを掲げてらっしゃいま
すけれども、これ、鳩山政権では、
普天間基地の県外への移設を目指
したものの、辺野古への移設に最
終的には方針転換したわけなんで
すが、ここは実現、どのようにさ
れるお考えなんでしょうか。
>>相手のあることですから、い
つまでにすぐに出来るだなんて無
責任なことは言いません。
りますが、実は佐世保にある船に
乗って、東アジアの近海を回って
いることで、抑止力になっていま
す。
必ずしも沖縄に大きな陸上基地が
必要なわけではないということが、
この6年間ではっきりしてきまし
た。
こうしたアメリカの世界戦略に影

響を与えずに、辺野古の基地を造
普天間の占拠を除去することがで
きるということを、アメリカに対
して粘り強く交渉すれば、それは
アメリカもしっかりと受け止めて
くれる余地は十分にあるというふ
うに思っています。
>>次に多様性について伺います。
立憲民主党は今回の公約で選択的
夫婦別姓、あるいはLGBT差別