それにも関わらず 「無縁遺骨」としてまとめて埋葬することが→
終わります。
そこで 力を入れ始めたのが→
家族を探し出し
縁をつなごうとする試みです。
この部屋には
名前や住所が分かっているのに→
まだ引き取り手が見つからない遺骨が
並んでいます。
しかし 家族との連絡は
なかなか思うようにいきません。
(北見)そうだろう?
はい。
電話がつながっても断られたり→
手紙を送っても何の返事も なかったりするため→
遺骨は積み上がるばかりです。
結論… 早くやれよ。
北見さんは 娘の梓さんと
2人で暮らしています。
ひどいよ! それ撮られちゃったら。
(北見)たまんないよ~。
北見さんが 36歳の時→
妻は 自分と 幼い娘を残し突然 家を出ていきました。
北見さんは 深刻さに気付くことが
できませんでした。
その後 2人で暮らしてきた北見さん。
去年 思わぬ話を切り出されました。
さすがに。
梓さんは 親元で暮らし 市内の保育園で栄養士として働いています。
31歳になった今
自立して暮らさなければ→
父親のためにも 自分のためにも
ならないと考えたのです。
1人暮らしの難しさを 北見さんが
実感する出来事がありました。
離婚して
子どもと離れて暮らしていた同級生が→
自宅で一人 亡くなったのです。
年の瀬が迫った 12月下旬。
北見さんのもとに
ある知らせが届きました。
孤独死をした 79歳の男性の家族から→
遺骨を引き取るという返事をもらえたのです。
♪♪~
知人の借金をかぶり 家を出た男性。
妻と離婚し 3人の息子とも
離れて暮らしていました。
建設現場などで
72歳まで働いていたといいます。
♪♪~
♪♪~
北見さんは 男性の部屋を訪ねました。
最小限の物しかない 殺風景な部屋。
その中に 北見さんは
ある物を見つけました。
あ~。
いや…
男性は晩年 折り鶴を作っては
福祉施設に届けていたといいます。
折り鶴は 羽のところでつながる
不思議な形をしていました。
(北見)手前に座ってもらって 手前に。
男性の家族が 市役所にやって来ました。
3番目の息子でした。
父親が家を出たあとも時々 アパートを訪ねていたといいます。
しかし ある日突然
父親は 消息を絶ちました。
息子は 手先が器用だった父のことを
語り始めました。
へ~。
(息子)いえ。
♪♪~
(男性)うん。じゃあね。
通れる大きさに…
ありがとうございました。
♪♪~
はい じゃあ 久しぶり。乾杯。
(一同)乾杯。
お次は カメラ付きでなく。
(男性)これから…
これから参加しないとな。
ここが ここが
問題なんです。
(男性)え?
(女性)安否確認だから。
じゃあ また。
ね カットになるんだよね。
♪♪~
2019/07/04(木) 22:30〜22:49
NHK総合1・鹿児島
参院選2019比例代表 各党の候補は
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