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渡辺≫こんにちは。
「スーパーJチャンネル」です。
今日最初のニュースは
今から2時間ほど前に
公表されました
悪質な通信販売の手口について
お伝えします。
カニなどの海産物を
認知症の人に
無理やり買わせていたとして
販売業者が6か月の
業務停止となりました。
林≫先ほど、その業者を
直撃しました。
≫お話には
答えてくれないようです。
≫処分を受けた
札幌市のカニ販売業者BBC。
認知症で正常な判断が
できる状態ではなかった人に
社名も名乗らず
こう持ちかけたという。
≫法律では、一度断られたら
繰り返しの勧誘は
禁止されているが
勧誘はしつこく続き
結局、被害者は
カニやホタテなどを
買ってしまったという。
BBCが販売した相手の多くが高齢者で
高い人で15万円の
契約をした人もいたという。
消費生活センターには
2018年度だけで
139件の相談が
寄せられていた。
こうした行為の
主導的な役割をしていた
男性2人にも
6か月の業務禁止が命じられた。
このBBCに断っても
しつこく勧誘されたという
別の被害者に話を聞けた。
≫広島県在住の71歳と70歳の高齢夫婦は
カニ代金1万5000円を
騙されたと思って
何度も連絡したのだが…。
≫実はこうしたカニの販売をめぐる
特定商取引法違反にあたる行為は
以前からたびたび話題になっている。
2015年には札幌市の業者が
いらないという人に
しつこく電話をかけ
物産展で金賞を
受賞したカニだから
などと嘘をついてカニを販売したとして
3か月の業務停止命令を
受けている。
しかも4万円のカニを
1万4000円で
買えるとうたいながら
その実、原価は4600円程度だったというのだ。
この業者はこうした電話勧誘で
1年でおよそ2億8700万円を売り上げるなどしていたという。
その恐るべき話術とは…。
渡辺≫しつこく電話をかけて強引にカニを販売する手口で
実は2015年に
業務停止命令を受けた業者は
電話による販売マニュアルまで
作っていました。
どんな手口なんでしょうか。
山崎≫そのマニュアルに書かれた電話での想定問答をもとに
私が悪質業者役
そして、消費者役を林さんにやってもらって
実演してみたいと思います。
もしもし、お久しぶりです。
昔、買っていただいた
店の者なんですが
今回、金賞をとったカニを
ぜひ食べてもらいたくて。
林≫私だけでは
決められないんですよ。
山崎≫私が話しているのは
林さんだけですから、ぜひ今
決めてほしいんですね。
林≫今、病気で食べられないので結構です。
山崎≫薬も大事だとは
思うんですけど
北海道の、おいしい
栄養のあるものを食べてもらって
私、元気を
出してもらいたいんですよ。
林≫そもそも
頼んでいないんですけど
なぜ電話番号を
知っているんですか?
山崎≫我々は
物産展やデパートに卸していますので以前、一度
ご利用いただいたか