ご近所の佐藤さんのお裾分け。
共働きで頑張る
谷口さん夫婦を心配して
毎晩のように、おかずを
用意してくれているのだとか。
≫一方、こちらは8か月前に
埼玉県から移住してきた
酒井士郎ちゃん、1歳。
≫元気に遊び回っているこちらは
士郎ちゃんのおうちでは
ありません。
≫こちらが正真正銘の
士郎ちゃんの暮らすおうちです。
ファミリータイプで
家賃は月2万5000円です。
≫家の中でも決して
ジッとしていない士郎ちゃん。
これまでの
マンション暮らしとは一転
ご近所に気兼ねすることなく
遊ぶことができます。
実は、小菅村に
小屋が多く作られるようになったのには訳がありました。
自然が豊かなこの村への
移住希望者は近年増加。
元々あった村営住宅が
いっぱいになるほどでした。
そこで村長は、この村の空き家を
有効活用しようとしましたが
そこにも問題が…。
≫村長が助けを求めたのは以前、役場や村の体育館を
デザインするなど
小菅村とつながりがある
一級建築士の和田さんでした。
相談を受けた和田さんが思い出したのは
かつて滞在した
イギリスでの経験でした。
≫小屋なら、小さい村でも
お金をさほどかけずに
1か月あれば
建てることができる。
住宅難のイギリスの知恵を
借りることにしました。
小菅村は面積の95%が森林で
手付かずのまま放置されていた
村の資源が
この小屋に生かされたのです。
ほかにも
生かされた力があります。
こちらは御年80歳の現役大工
船木さん。
たった1人で、これまで小屋を
4棟建てています。
≫小菅村は
小屋作りをきっかけに
全国から注目されるイベントも
開催しています。
それが3年前に始めた
小屋のデザインコンテスト。
≫手軽に誰でも考えられる
小屋のデザイン。
今年は全国から
応募が260集まりました。
優秀作品に選ばれれば
実際に建ててもらえるチャンスも。
ここスゲー村
小菅村の挑戦は
続きます。
上山≫この小菅村なんですが村営住宅の内覧会や
デザイン展というのが
今月21日から
行うそうです。
上山≫家庭からいらなくなって出される
家電や家具。
一般的には廃棄物として
処理されるんですが
今、意外な使い道が人気となっています。
矢島≫扇風機や電子レンジ。
そして懐かしのラジカセなど
ここにあるものはすべて
その役目を終えた廃棄物です。
ですが
ちゃんとお金を払って集められた
商品でもあります。
その使い道とは…。
≫ここでは料金を取って
お客が物を壊します。
矢島≫すさまじい勢いです。
すごい。ビデオデッキが真っ二つです。
ここまで飛んできた!
≫あまりの激しさに
のぞき見る矢島アナの足元に
破片が。
そのための安全対策がこちら。
体全体を守るためのつなぎはもちろん
靴カバーをつけ
ヘルメットと手袋で完全防備。
≫オープンから2か月。
こちらの施設を利用するためだけに
大阪や福岡からお客は訪れていて