発表があったという。
その間に、どこへ逃げていくか
分からないという
市民生活への影響が

指摘されていたんですが
今回もその分でいうと
少し時間的な時差が
あるように思えるんですが。
佐々木≫逃走したときの状況と
本部と情報の連絡の中で


時間はある程度
かかるのかなと思うんですけども
ただ、こういった逃走事案が
全国で相次いでいる以上
警察が先手を打つと
考えると
広報はできるだけ早く
住民の方に知らせるということが
一番だと思いますね。
渡辺≫まず、この人物を
取り押さえなければいけないわけですからね。
もう１つ、佐々木さん
６人で家宅捜索に向かったと。
駐車場はここで
この車に乗って
南の方向に逃げていった
ということなんですが
この６人で１つの家に
家宅捜索に行くという
これは、通常
あり得る形なんですか？
佐々木≫通常の人数かなと
思います。
６人で捜索差し押さえで
行くということは
通常の適当な人数なのかなと
思いますね。
渡辺≫階段のところで
声をかけたという
リポートだったんですが

このやり方はどういうことなんですか？
佐々木≫通常、出待ちする
ということは対象者が
証拠隠滅をする恐れがある
という場合は
こういった出待ちをして
待ち伏せをして
捜索差し押さえを
執行することがあるんです。
ただ、今回この捜索
差し押さえに関しては
もちろん家の捜索差し押さえ
ということで
やってるんですけれども
捜索差し押さえは対象者の生活に関連する
場所と物というのは
捜索差し押さえの令状で請求するんですよ。
となると、この車に関しても
捜索差し押さえをする
予定だったと思うんです。
この捜索差し押さえの中で一番の失態は
やはり証拠隠滅なんです。
このときに、この車を
逃走に使われたというのは
警察としては
一番やってはいけないこと
だったのかなと思います。
渡辺≫しかも
逃走していく人物を
車を恐らく

止めようとしたんでしょうね。
３人の警察官が、怪我を
していることになるわけです。
佐々木≫なので、やはり
前の事件もそうなんですけども
今回、こういった
逃走するだろうという想定のもと
もし配備するのであれば
この車が出られないように
警察車両をここの車の道路上に
路駐などをして出ないような対策を
すべきだったのかなと思います。
やはり人で車を止めることは受傷事故防止の観点から
それは決して
いけないことですので
車に関しては
捜査車両を止めるなどの
対策はすべきだったかなと
思います。
渡辺≫家宅捜索に入る場合に
当然、例えば現行犯逮捕ということが
ありますよね。
その時点で、その人物を
捕まえようと思っている
家宅捜索だとすれば
ちょっとずさんですね、これは。
佐々木≫今回、逮捕状を持参していったのかは
ちょっと分からないんですけど
やはり、捜査に着手する以上はその捜査対象者は
何かしらの事件に