2019/07/13(土) 16:30〜17:55 スーパーJチャンネル[字]


結構シリコンバレーが有名ですが
実は現地には
大勢のインド人の方がいて
実は

昼夜が逆転しているインドで
シリコンバレーで出た指示を
すべて現実にしているのは
インドだとも
実は言われています。
山口≫それを担っているのが


インド人だという。
西澤≫日本はこの先
IT人材の不足が
50万人になるとも
言われています。
将来、インドの技術者が
日本を救うなんていう日も来るのではないでしょうか。
山口≫マーケットもすばらしいし
それから人材もそろっているとなると
本当は日本の企業が
もっとインドに
進出していて
よかったんじゃないかなと
思うのですが
それを阻んでいるのは何なんですか?
西澤≫私は2つ理由があると
考えております。
1つ目は謎めいた国と
入れてありますけれど
インドに対する
日本人のイメージが
邪魔しているのではと思います。
日本では報道で例えば虎が出たとか、象が出たとか
電車に人が山乗りだとか
そういった報道を
結構目にすることが多くて
やはりインドでビジネスをするのも
いわゆる普通の日本人の方です。
なので、こういったイメージが
どうしても日本人の

ビジネスのイメージを
邪魔しているのが
私の1つの考えです。
山口≫先入観ですね。
西澤≫もう1つはインドからの視点ですが
実はメイド・イン・ジャパン
信仰がないとありますが
日本は過去、中国やASEANに
進出をしまして
日本製品であれば高品質
多少、高くても買うということで
その恩恵を受けてきた時代が
長くありましたが
インドはそうはいかないと。
やはり欧米志向の国でもありますので
やはり何より今は価格優先
というところがありますので
なかなか日本が
挑めてこなかったのかなという
印象です。
上山≫という中ですから日本製品を売ろうとなると
ひと工夫が
必要となるんですかね。
VTRの中でヤマハの
インド向けのキーボードを
ご紹介しましたけれども
実は、そのほかにも
こんな工夫があるというのを
ご紹介したいと思います。
パナソニックの例ですが

これは、冷蔵庫、日本でよく見る
いわゆる白物家電
真っ白いのが
基本なんですが
これをインド向けの製品にすると
装いががらりと変わるんです。
こんなふうに真っ赤で更に、花柄がついていて
こんなふうに
色付き、柄入りでないと
インドでは
売れないということなんですね。
更には、洗濯機です。
これを見ると、日本のものとそう変わらないのかなという
気がするんですが
この操作パネルのところを見ると日本にはない機能があるんです。
それが、こちらです。
サリーモード
サリーを洗うモードが
あるんですね。
こちらがサリーです。
現地の伝統衣装ですが
布が長いということで
洗濯槽に入れても
絡まないですとか
生地を傷めないような
洗い方をするモードがある。
更にはカレーモードというのがありまして
これ、カレー汚れを落とすための
専用のモードということです。
山口≫本当にこういうのが