2019/07/14(日) 19:30〜20:00 ダーウィンが来た!「超かわいい珍獣コビトカバ!世界初の大追跡」[解][字]


またしても においを嗅ぐ水沼ディレクター。
コビトカバの残した においの先には

草地が広がっていました。
ここで草を食べたに
違いありません。
「技」の佐々木カメラマン。
早速 自動撮影カメラを仕掛けることにしました。
動物が通れば センサーが反応して
自動的に映像が記録されます。
足跡 草地 フンがあった場所など
全部で10台をセットしました。
一方 「待ち」の伊藤カメラマンは…。
そうすれば ここでローアングルで…。
川と草地の両方が見える位置に
撮影用のテントを張り始めました。
でも すぐには中に入りません。
置きっぱなしにして においに敏感なコビトカバを慣らす作戦です。
さあ あとは
待つだけです。
待っている間に→


百戦錬磨の珍獣特捜隊がこの森で出会った→
超激レア動物をご紹介。
まずは…
それは この大きな鳥。
全長80センチほど。
キンコブサイチョウです。
西アフリカの森で最大級の鳥です。
大きいので…
オスのコブも立派ですがもっとインパクトがあるのがメス。
推定生息数は 8,000羽ほど。
絶滅が心配されているんだそうです。
続いては…
こちらが そのサルダイアナモンキーです。
このすてきな名前は→
額の白い毛が 三日月のように見えるため→
ギリシャ神話の月の女神にちなんで
付けられたそうです。
ダイアナモンキーも シエラレオネと
その周辺にしかいない→
珍しいサルです。
最後は 伊藤カメラマン。
…って 一体 何?
その生きものとは この鳥。
ハゲチメドリです。
頭の黄色と黒の部分にご注目。
頭に羽が生えてないんです。
この鳥 ユニークな姿が災いして 乱獲され→
数が激減しているんだそうです。
さすがは珍獣コビトカバが暮らす森。
珍しい動物が たくさんいるんですね。

カメラを仕掛けて数日。
佐々木カメラマンがチェックします。
さあ うつっているでしょうか?
あっ 丸いお尻。
コビトカバでしょうか?
残念 これはミズマメジカ。
大きさは80センチほど。
マメのように小さなシカ
ではなく→
マメジカという
動物の仲間です。
夜行性のため 地元の人でも
めったに目にしない→
珍しい生きものなんだそうです。
今度はジャコウネコの仲間。
やはり夜行性のため
こちらも→
人目につくことは
ほとんどありません。
残念ながら どのカメラにも
コビトカバは うつっていませんでした。
その後も
自動撮影カメラは→
この森に暮らす
さまざまな生きものを捉えました。
しかし コビトカバは
なかなか姿を現しません。
撮影開始から2週間以上。
何の成果も上がらないままただただ時間だけが過ぎていきました。
第2章では 佐々木カメラマンが

大喜び!
ついにコビトカバの姿を
捉えました。
そして伊藤カメラマンも
いよいよ本領発揮。
♪♪~
今年2月 大阪の施設で→
コビトカバの赤ちゃんが産まれました。
名前は…
今は人気者のコビトカバですが→
西アフリカでは かつて えたいの知れない「黒い怪物」と→
恐れられていました。
100年ほど前 ドイツの探検家が捕獲に成功したことで→
真の姿が明らかになったんです。
日本に来たのは…
テレビのカラー放送が始まったのと
同じ年です。
ちなみに コビトカバは
世界三大珍獣の一つに数えられています。
ほかの二つは何かというと…。