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2019/07/15(月) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[デ][字]


今、苦境に立たされています。誕生から62年の人気駄菓子。
消滅の危機から救った
ドラマとは?
≫上野にある
菓子問屋、二木の菓子。
およそ5000種類もの菓子を
取り扱う、この店は
人呼んで
菓子のワンダーランド。
モロッコヨーグルに餅太郎
棒きなこなど昔懐かしい駄菓子が勢ぞろいだ。
≫安い!おいしい!

そしてユニーク!
昭和の時代に日本で誕生した
イッツ・ア・ジャパニーズ・チープスイーツを
今、爆買いする外国人が続出。
実は、訪日外国人向けの観光情報サイトで
二木の菓子が掲載され
今年、閲覧数が第1位に輝いたのだ。
しかし…。
≫麩菓子を1本1本手作業で作り続けて73年。
老舗駄菓子メーカーは
今、苦境に立たされている。
≫そこにあるのは、伝統を
絶やすわけにはいかないという
老舗メーカーの
まさに駄菓子屋プライド。
そして、誕生から
60年を超える人気の駄菓子
さくら大根に


まさかの事態が発生していた。
≫さくら大根は
もう食べられないのか?
いや、そうではない。
三谷≫おもちゃとかも懐かしいですね。
≫ここは下町
葛飾区小菅に立つ
まもなく創業70年を迎える
高橋商店。
およそ3畳の店内には
昔懐かしい駄菓子やおもちゃが、ずらり。
店に立っていたのは
高橋徳光さん、69歳。
≫かつては子どもたちの
社交場としてにぎわった
町の駄菓子屋。
しかし、消費税の導入や少子化に伴い売上が低迷。
かつてないほどの危機に
さらされていた。
≫日曜日、4時間の取材中に
来た客はいなかった。
高橋商店は
跡を継ぐ人もいないという。
駄菓子屋が次々と姿を消す
この時代
メーカーはいかにして
生き抜いているのか。
≫向かったのは
老舗の超有名駄菓子メーカー。
≫棒状の焼き麩を

赤糖とカラメルで作られた蜜が入った鍋へ。
漬け込むこと5秒。
すると…。
≫そう、作られていたのは
駄菓子の王様
昔懐かしい麩菓子だ。
そして、乾燥機へ。
≫100度近い熱風による
熱中症を防ぐため
作業場には、従業員一人ひとりに
冷却用ダクトを設けている。
≫暑さと闘いながら
8人の従業員が
1つ1つ手作りしている。
特別にできたてをいただくと…。
≫創業73年の鍵屋製菓。
今でも、1日に3万5000本を製造している。
社長を務めるのは
根本みどりさん、71歳。
≫21年前に夫を亡くし
3代目として跡を継いだみどりさん。
しかし、現実は厳しかった。
≫原材料の小麦粉が年々値上がりしたが
薄利多売なうえ
駄菓子だけに値上げもできない。
手作業が多く
人件費も削れない。
年々利益は減ってきたが
サイズを切り詰めながらなんとか経営してきた。
そこには、ある思いが。

≫そんな、みどりさんを今年から支えているのが
4代目の和浩さん。
≫近年はディスカウントショップや
スーパーなど
販路を拡大して頑張っている。
絶対になくしてはならない存在だ
というプライドが
工場を支えているのだ。
そして、誕生から62年。
あの人気駄菓子、さくら大根に

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