あ～ 谷中ね。
人情味あふれる この町で住民に愛されているのが…。
（取材者）かわいい！
いた いた。
のんびり くつろぐ
猫ちゃんたち。
かわいい！
実は 谷中→
「猫の町」として
有名なのだ。
そんな猫の町に→
猫好きから一目置かれる達人がいるという。
指定された場所を訪ねると…。
（取材者）何ですか？ これ。
不思議な鳥居に
無数の招き猫。
ここは 一体？
こんにちは。
現れたのは 独特の雰囲気を持つ女性。
この人が達人なのか？
と そのとき…。
怪しげな物音が聞こえてきた。
（久芳）中に どうぞ。
恐る恐る入ってみると…。
（取材者）失礼します。
（鳴き声）
すごい声じゃないですか？
一匹の猫が繰り返し叫んでいる。
一体 なぜ？
だから まあ いわゆる…
そうなんだ。 知らなかった。
聞けば ここは女性の自宅を改装した…
２階で飼っている猫たちが…。
三毛猫だ。
気まぐれに
顔を出すというのだが…。
≪ありがとう。
この子も ちょっと元気がない。
なんと 女性が飼っているのは 皆…
え～！
（取材者）２３歳！
（取材者）１０８歳？ すご～い！
現在 猫の平均寿命は１１．９歳。
しかし この家の猫たちは 皆→
１５歳以上の超シニア。
女性は…
すごいね！
達人の技 １つ目が…。
（取材者）おお…！ え～？→
大丈夫なんですか？
なんと…
達人によれば猫も人間同様→
お灸で 内臓や自律神経の
働きが整うらしい。
（取材者）気持ちよさそう。
温かくて気持ちいいんじゃないの？
さらに 達人の技 ２つ目が…。
ホットタオルで全身をくるむ。
血行の改善が期待でき 清潔さも保てる。
へえ～！
そんな達人に
長生きさせるコツを聞こうと→
訪ねてくる猫好きが後を絶たない。
（取材者）１５歳？ ああ…！
（取材者）そうなんですね。
実は 近年…
どういうことなのか→
猫の一生をご覧いただきながら解説しよう。
≪（鳴き声）
こちら 生後４か月の子猫。
かわいい！
でもかわいい子猫の時期はあっという間。
１歳を過ぎたころ
人間でいうと 二十歳を迎える。
えっ！ もう？
動きが活発になり毛のつやもピッカピカ。
やんちゃの盛り。
さらに ７歳は 人間でいうと４４歳。
猫の世界では もう このころから…
休日のお父さんのように→
ソファーで
寝ていることも多くなる。
（鳴き声）
そして １１歳は人間でいうと６０歳。
私 吉田鋼太郎と同じく還暦。
このころから病気のリスクが高まり→
健康管理に気を遣わなければ
ならなくなる。
現在 飼い猫の数は…
飼い主が 病気や認知症の兆候になかなか気付けず…
（鳴き声）
というわけで所さん！ 今日は シニア猫が大変ですよ。
猫ですか。
あっ 超えてますか？
毎年 あれですよ…
え～！「長生きですね」みたいな。
そうなんですか？
そうそうそう。
嫌われちゃってる？