2019/09/03(火) 01:10〜02:00 世界はほしいモノにあふれてる「台湾〜幸せドリンクのヒントを探して」[解][字][再]


わ~!
他にも 台湾のソウルフード

「ルーローハン」の形や→
台湾の島の形をしたケーキも
SNS映えで大人気。
最後に 台湾で
おいしいモノを口にした時の→
通なひと言を お教えします。
…と言いますが。
ハオハーなんだ。 はい。
なんも飲んでない。
そして 今回のテーマは
ハオハーな台湾ドリンクを作る旅。
うん 待ってました。
これまでも 現地へ足を運ぶことで→
新商品のヒントを見つけてきた菅谷さん。
台湾は 去年に続いて2度目。
5日間 10人のチームで各地を巡り
アイデア発掘に挑む。
あ~ すごい!


女性に人気の台湾の食文化にこそヒットのカギがあるのではないか…。
まず向かったのは 台北の朝市。
台湾の人たちがふだん飲んでいるモノからリサーチ開始。
早速 見つけたのは
台湾・夏の風物詩「サンメイタン」。
へえ~。
くん製の梅。
へえ~ 感じるんだ。
スモーキー。
甘さはどうですか?
へえ~。複雑。
何やら不思議な琥珀色の物体。
何だろう? これ。何でしょう?
味見させてもらう。
どうする?ツバメの巣だったら。
何だろうな?
原料は 桃の「なみだ」と呼ばれる桃の樹液。
桃の樹液?
(菅谷)ですね。
(菅谷)
喜びますね きっと。
12時間 水につけてから
煮込むと ゼリー状に。
お肌にいいと 昔から飲まれてきた。
台湾で美肌といえば忘れてはいけないドリンクがある。
こちら。 豆乳だ。
豆乳はいいもんね。
台湾では
牛乳より豆乳の方がポピュラー。
おいしい? フフフフ。

仏教の影響もあり植物性の豆乳が暮らしに根づいてきた。
ごま油ですか? おいしそう。
人気は ネギやザーサイの入った塩味の…
塩を入れると 豆乳が ほのかに固まり
とろけるような食感に変わる。
ああ~。
う~ん おいしい!
確かに。
65!
台湾の美肌のもと
豆乳を作る名人がいると聞き 訪ねた。
台北で料理教室を営む 李さん 60歳。
李さんは 毎朝 家族のために豆乳を手作りしている。
それにしても 李さんのお肌
もちもちです。
ほんとだ。
豆乳だったら飲めたかも。
水に浸す時間は およそ8時間。
朝食のために 前日の夜から仕込んでおく。
そうなんだ。
水分をたっぷり吸った大豆に同じ量の水を加え→
ミキサーで細かくしていく。
このドロドロの状態を「生呉」という。
一般的には 生呉を煮てから
袋に入れるが→
李さんは まず袋に詰めて絞る。
ここに 李さんのこだわりがある。
弱火でゆっくり煮込む。
絞った生呉は 焦げ付きやすいので休まず かき混ぜるのがコツ。
たんぱく質が壊れてしまわないよう

ゆっくり加熱。
沸騰した瞬間 火を止める。
お味は?
更に 豆乳を使った
台湾ならではのスイーツも。
「豆の花」と書いて…
豆乳を凝固剤で固めたモノで→
豆腐よりも
プルプルした食感が特徴。
台湾で最も親しまれているデザート。
町の至る所に トウファ屋さんがある。
へえ~。
その店オリジナルの甘いたれに浸し白玉や豆など 好みのトッピングで彩る。
今度 台湾に行くから
これ食べてみたいな~。
李さんは 家族の健康を考え
独自の味付けを編み出した。
李さんが ひと手間かける理由を
教えてくれた。
台湾の人が愛してやまない豆乳。