相当甘かったんじゃないかと
こういう批判の声が

出ているようですね。
武藤≫先ほどテレビでも
ございましたけど
こういう感じでしょ。
これ、ずっと追ってきたのは社会部の記者なんですが
あまり入っていなかった。
政治部の若い記者が入って質問をしていたんですが
しかも、これは
野党の人たちを追い出したみたいなんですよ。
自分の身内だけを呼んで
みそぎをやりたいだけの
会見だったんじゃないですかね。
渡辺≫メディアの反応です。菅原さん。
菅原≫韓国の主要な紙面は
今朝、どのように伝えているんでしょうか。
見ていきます。まずは
反文在寅政権寄りともいえる
保守系の新聞です。


韓国最大の新聞、朝鮮日報は
真夜中まで５０回
私は知らなかったとの
見出しです。
そのうえで、法相候補のセルフ聴聞会という
皮肉交じりの内容でして
更に、嘘をついても
法的責任もないと、かなり
批判的な論調となっています。
そして、中央日報も
疑惑は何一つ
究明されなかったと
こちらも批判的な内容です。
では、文在寅政権寄りともいえる
革新系の新聞キョンヒャン新聞は
法相候補の釈明会との見出しで
今回の会見は人事聴聞会に取って代われない
このような悪い先例を
残してもいけないと
普段は政権寄りにもかかわらず
今回は批判的なトーンだったんです。
一方、ハンギョレ新聞は
大統領府と与党は
国民の共感を得るために
もう少し前向きな対応を取る必要があったと
これに関しては、抑制的な内容に
なっているということです。
渡辺≫今、外報部から
新しい情報が入ってきました。
韓国の文在寅大統領が

７日以降に
チョ・グク氏を法相に任命する
可能性が高まったという情報です。
韓国大統領府は先ほど
文大統領が
チョ氏に関する
人事聴聞会の報告書を
６日までに提出するよう
国会に要請したと発表しました。
聴聞会は当初、２日と３日に
予定されていましたが
与野党の交渉が難航し
開催されませんでした。
与野党は、条件面も含め
聴聞会開催に合意するのは難しく
文大統領が７日以降に
チョ氏を
法相に任命することに
なりそうです。
今、入ってきた情報を
お伝えしました。
武藤さん、これは結局
昨日の結果いかんにかかわらず
文政権は、このまま
法務大臣にこの人を
起用しようという
そういう動きですね。
武藤≫そういう意志は
非常に強いと思います。
なぜかというと

チョさんが検察改革、警察改革を指揮することになるわけですね。
それから来年の国会議員選挙が
４月にあるんですが
その選挙違反を取り締まるのは
法務大臣ですからなんとしても
チョさんを
このポストに就けたい。
しかも、当初は９日以降とか
いろいろいわれていたんですが
早まっているのは週末に
デモやなんかで騒ぐと
大変でしょ。世論調査も
あまり、支持と反対の
だから、とにかく任命したいと。
渡辺≫文在寅政権は
相当これまで批判を浴びながらも
このチョ・グク氏を
法相に任命するという
中央突破することによって
国民は納得する