渡辺≫こんばんは。
「スーパーＪチャンネル」です。
今日、国会では
安倍総理出席のもと
参議院の本会議が開かれ
桜を見る会についての質問が
行われました。
林≫野党側にとっては
直接総理を問いただす
最後の追及のチャンスとなりました。
≫高額配当をうたった
オーナー商法で
総額１８００億円の被害を生んだ
ジャパンライフの元会長に
招待状が届いたとされる問題。
安倍総理が一連の疑惑に応えました。
≫ジャパンライフの元会長に
届いたとされる
桜を見る会の招待状です。
上２桁が６０番と書かれています。
内閣府は
６０番から６３番までは
総理、長官等の推薦者と
認めたため
安倍総理や昭恵夫人が
招待した可能性が出ています。
林≫このままいけば
今国会で最後となる
安倍総理との
直接対決の場となりましたが
野党が追及したのは
こちらの３つのポイントでした。
まず、ジャパンライフの元会長を
安倍総理が招待したのではという
疑問について、安倍総理は
個人的な関係は一切ないと否定しました。
そして廃棄された
招待者名簿の電子データは
復元できるのではという追及には
これまでの菅官房長官と同様に
復元は不可能だと
報告を受けていると
答弁しました。
更に、以前から指摘されています
前夜祭の明細書についても
ホテル側から
発行がないと
これまでと同じ説明を
繰り返しました。
渡辺≫今日の答弁を聞いても
国民が持っている多くの疑問
もやもやが
解消されたとは言いがたいものが
あると思います。
中継です。
野党担当の岡さん。
会期末まで
あと１週間となっているんですが
今日も、この本会議のあとも
野党は
追及ヒアリングを
行ったようですが
このあと１週間、野党は
どうしていくんでしょうか。
岡≫野党側はつい先ほど
今も追及本部の会議が開かれているんですが
ジャパンライフの被害者と
電話をつないで話を聞くなど
いろんな方法で
追及点を探ってはいるんですが
決め手に欠けるという声も
漏れています。
会期も残り１週間という中で
いつもならこの時期には
内閣不信任案をどうするのか
という話が
飛び交っていても
おかしくはないんですが
まだ、そういう話は
表立っては出てきていません。
というのも、明確な対決姿勢を
とる立憲民主党に対して
国民民主党の一部の議員は
議論を通じて
解決するべきだと主張するなど
野党内で温度差があるからです。
不信任案の提出についても
ここまで追及したんだから
出すのは当然だと話す
議員がいる一方で
野党のまとまりを優先すべきだと
内輪もめを
懸念して慎重な意見もあります。
ある議員もなんとか桜の話題を引っ張って
火を消さないことが
大事だと話すなど
本格的な追及は年明けの
通常国会だとみています。
追及を続けて