むね肉が発達して
おいしいのだという。
ほんのり色が変わる程度昆布だしにくぐらせ
大根おろしとしょうゆで
さっぱりと。
これはおいしそうだな。
≫そして、鴨といえば鴨鍋だ。
スープは、しょうゆのみの
シンプルな味付けだが
鴨のだしが染み出し
濃厚な甘みが絶品。
そして、お肉は…。
≫店構えはボロボロだが絶品料理が味わえる
鴨料理、きよみ。
営業期間は鴨がなくなる4月ごろまでだぞ。
次にやってきたのは
江戸川区の住宅街。
≫どう見ても
飲食店には見えないが
正面に回ると…。
≫オープンして7年の鯖の助。
弁当では珍しい
炭火で焼いた魚や肉が大人気で
1日350食も売れるというが。
店頭で待つお客も煙でいぶされる。
焼き場のライトは
すすですっかり真っ黒だ。
≫そう語るのは
店主の川和秀動さん。
以前は、釣り船店を営んでいた
魚のスペシャリストだ。
≫そうだ、肝心なのは表だ。
店の前は、交通量が多い道路でお客の多くは
正面の看板を見てやってくる
ドライバーなのだ。
≫炭火は
焼くのに時間がかかるため
ドライバーたちは電話で予約して
弁当を買っていく。
一番人気は、サバの炭火焼。
更にご飯は毎日、精米したて。これを山盛りに。
日替わりの付け合わせが
2品ついて700円だ。
≫更に、しょうゆで漬けた
銚子産のサンマも炭火焼き。
なんと、背骨がついたまま
丸かじりできるぞ。
≫炭火焼弁当、鯖の助は
日曜、祝日が定休日。
煙でいぶされたくなければ
予約をオススメする。
眞方≫これ
ウイスキーなのかな?
ハイボになっちゃってますね。
≫荻窪駅から徒歩15分
創業42年の居酒屋、もみぢ。
9席のカウンターには常連客が集まっていた。
更に、奥の座敷を拝見すると…。
≫4人ほどが座れるかなりアットホームな雰囲気だが
剥がれそうな壁をテープで補強。
42年前のオープン当初はカウンターも整理されていたが
今では、至るところに
貼られたメニューが
まるでお札のようだ。
当時、27歳だった店主の小林健二さんも
まぶしい笑顔が印象的だが。
いい具合に味が出たな。
≫店はボロボロだけど
これからの時期は予約が殺到するという。
その理由が…。
≫いくら払っても食べたいという料理とは…。
≫お客のお目当ては、フグ料理。
実は小林さんは18歳から9年間
赤坂の有名なフグ料理店で
修業をしていた。
フグ刺しのお味は…。
≫店の雰囲気からは想像もできない
高級料理のお値段は?
≫なんと、ふぐ刺が350円。
そこには秘密があった。
小林さんは週2回ほど豊洲市場に仕入れに行く。
クーラーボックスに
入っていたのは…。
≫ショウサイフグは
トラフグの5分の1程度の価格だが
身が少ないため
あまり流通していない。
しかし、生け締めしたものは
食感などトラフグと遜色がないという。
≫フグのから揚げは
2尾で350円。
こちらは
サバフグを使用しているが
フワフワの身は
やはりトラフグと変わらない。
更に…。
≫長崎県産のスッポンは
生きたまま仕入れて、店で調理。
すっぽん雑炊はこの量でなんと600円。
≫店はボロボロだけど激安で