2019/12/03(火) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]


担任に首を絞められたと
児童は訴えているのです。
≫報告書では、教師が興奮した児童を
落ち着かせるために

児童の肩付近の腕を横から持ち
体を押さえたとして
首は絞めていないとしています。
学校で起きた男性教師による
3つの不適切な行い。
報告書がまとめられたのは


児童が水筒を壊されてから
1年半以上もあとのことでした。
対策などが遅れた理由の1つとして、当初学校側は
児童のほうに問題があると
説明していました。
≫体罰のような行為を受けたと
訴えた
当時小学校1年生の男子児童。
学校側は当初、児童の発達障害を疑いました。
しかし、児童を診断した医師は
発達障害は認められなかったとしています。
また、問題発生から
1年半以上経って
教師が水筒を壊したことなどは
認めた
学校側の報告書は
児童やその家族などから直接の聞き取りを
行わず作成されたものでした。
渡辺≫独自のニュースとして昨日からお伝えしている
この問題は
社会部の石塚記者が取材を
積み重ねてきました。
石塚さん今のVTRにもあったんですが
学校、教師、教育委員会の
どこに問題があるのか
この経緯とともにもう一度
報告してもらえますか。
石塚≫2017年9月から
10月にかけて
男子児童は男性教師に

祖父母に入学祝いでもらった
水筒を壊される被害などに
遭いました。
男性教師は、これらについて
一部認めたものの
上司である教頭先生には
伝えていませんでした。
その後、母親は教頭に
息子が受けた行為を
伝えたものの教頭も校長に
報告するなど
していませんでした。
その後、事案からおよそ3か月後一向に調査が
始まらないことを
不審に思った母親は
一連の出来事を校長や
教育委員会に報告しました。
しかし、校長も調べますと
回答したまでで具体的な調査は
始まりませんでした。
そして、今年の2月に
ようやく調査が始まったのですが
両親は学校の事故報告書は
学校側の関係者だけの記憶を
頼って作成されたものと
強い不満を持っています。
問題は、まず当該教師は
一時の感情とはいえ
やってしまった行為について
速やかに上司に

報告すべきだったと思います。
また、教師、教頭、校長
教育委員会と
4回も事実を把握する
調査を開始するタイミングが
あったにもかかわらず
故意に情報を共有しなかったと
感じざるを得ません。
渡辺≫しかも、これは
石塚さんの報告を聞くとですね
このように、当該の教師は自分で辞めてしまった。
それから教頭も
ほかの学校に移ってしまった。
校長も定年退職した。
しかも、教育委員会もこういった点は
個人情報保護の観点から
回答を差し控えると
こういう対応で結局
当事者がもうこの学校には
いなくなってしまったという
経緯があるわけですね。石塚≫今は処分は一切
誰も受けていません。
渡辺≫ご両親が求めていることはどういうことなんですか?
石塚≫児童や両親は今年4月に
流山市を離れて別の小学校に通い始めました。
しかし、当該教師から受けた
行為の影響で
児童が情緒不安定になって
PTSDの診断を受けました。
児童は今も男性教師に