こちらは体にフィットするというソファ。
寝心地は抜群のようです。
≫更に…。
樋口≫押し入れのような
リラックススペースもあります。
≫こちらで快眠食として
勧めているのが
チゲ鍋うどんです。
樋口≫辛いけれどもしっかり温まりそうな味です。
体がポカポカとしてきました。
菅原≫山の中で不便なのに
予約が殺到する
人気の宿があります。
その秘密は、１日１組限定。

こだわり尽くしの料理と全力のおもてなしに感激です。
≫なんと１年先まで
ほぼ予約が埋まる
人気の宿がある。
栃木県日光市にある六代目へいじだ。
オーナーの


三上政志さん、６４歳。
そのパートナーの
新田玲子さん、６２歳。
実はここ
１日１組限定の宿なのだ。
≫最寄り駅は
宿から車で３分のところにある
野岩鉄道の湯西川温泉駅。
≫この日のお客さんは７０代の夫婦。
≫静岡県から来た夫婦。
列車を何本も乗り継いできたという。
≫築およそ３００年の
古民家を改装したこの宿。
１泊２食つきで１万１０００円。
まずは、ウェルカムドリンクのおもてなし。
≫宿を切り盛りする２人は
青森県出身なのだ。
夫婦が予約を入れたのは
９か月も前だという。
≫すると…。
≫栃木県日光市にある１日１組限定の人気宿。
この日は
７０代の夫婦がやってきた。
すると…。
≫こんな夜に、一体どこへ？
≫実はこちらは温泉施設。
宿に風呂がないためタダでここを利用できるのだ。
この宿の自慢は
オーナーの三上さんが腕を振るう絶品料理。
≫１日１組のお客さんのために

全力でおもてなし。
≫この日の料理は全１４品。
東北地方の郷土料理がずらりと並ぶ。
うるち米の団子が入った
秋田県の郷土料理、だまこ鍋。
こちらは宮城県のはらこ飯。
サケとイクラの炊き込みご飯だ。
ホイル焼きは
栃木県のイワナを使った
甘味噌焼き。
味付けには津軽の甘みそを使っている。
中には珍しい料理も。
≫この茶碗蒸しは、なんと
自然薯とペースト状にした
湯葉を使った珍しいひと品だ。
イチジクのソースをかけて
いただく。
誰にも気兼ねせず
心ゆくまで食事を堪能できる
１日１組限定の宿。
≫宿があるのは住民たった１１人の小さな村。
２人は７年前にやってきた。
そのきっかけは…。
≫大手旅行会社を辞め
宮城県で宿のコンサルタントをしていた
三上さん。
東日本大震災で人生が一変。
新田さんと
移住を決意したという。
知人のへいじさんから

古民家を借りているため
宿の名前は、へいじと名づけた。
≫この日のお客さんは埼玉県から来た４人組。
≫彼らも、およそ半年待って
ようやく宿泊できるという。
≫豪華な料理に４人組も感激。
≫こちらは山形県の一部地域で食べられている
アケビの皮を使った郷土料理。
皮の中には、みそで炒めた牛ひき肉が詰まっている。
アケビの肉みそ詰めを初体験。
≫お客さんとの距離が近く
きめ細かいサービスが実現できる
１日１組限定の宿。
≫翌朝、４人は三上さんと一緒に
朝の散歩に繰り出した。
≫湖の周辺を３ｋｍ歩く
およそ５０分のコースだ。
≫しばし、自然の中に
身を委ねる。
≫１日１組限定の宿を満喫した