2019/12/06(金) 16:50〜18:15 スーパーJチャンネル[字]
分かりました。
≫午後2時過ぎ
神奈川県庁で開かれた緊急会見。
県庁が使っていた
ハードディスクが
ネットオークションで
売られたといいます。
全部で9個。
容量にして27テラバイト。
実に900万通分のメールに
あたるといいます。
≫こうしたハードディスク。
一般的には
物理的に壊すなどして
中身が見られないようにします。
しかし、落札者によれば
神奈川県庁のハードディスクは
データが一部
復元できる状態でした。
なぜ、こんなことに。
今回のハードディスクは県庁のサーバー用で
個人の納税記録や
企業の提出書類など
さまざまなデータが
保存されます。
サーバーは
富士通リースが貸し出していて
今年の春
ハードディスクを交換しました。
この際、別の会社に
破壊するよう
依頼したといいます。
それが、ブロードリンク。
しかし、ハードディスクを
引き渡したあと
担当者は、破壊せずに
転売していたというのです。
ブロードリンクで
ハードディスクを転売したとされるのは
40代の男性社員。
入社3年目で懲罰などはなかったといいます。
全部で18個盗んだと
話しているといいますが
残りの9個の行方は
分かっていません。
気になるのは
問題は今回だけなのかという点。
公式ホームページによれば
ブロードリンクの取引先は
IT企業から自動車メーカー
金融と幅広く
最高裁や防衛省なども
名を連ねています。
ブロードリンクは
今日にも被害届を出す方針です。
渡辺≫ハードディスクと
いいますのは
皆さん、ご存じのとおり
パソコンなどに使われている
こうした円盤状の部分で
データを保存するのに使われているわけですね。
小さいものですけれども
こちらは転売されたものと
同じものではないんですが
神奈川県庁では
こうしたハードディスクが
このようなファイル共有サーバーに
職員が、それぞれ
パソコンにつながっている
こういったものが
データがここに全部集められる。
職員のところにもあるし
サーバーにもあるというデータが
個人の納税記録であったり
あるいは企業への提出書類であったり
あるいは自動車税の
納税記録であったり。
こういったものが
持ち出されてしまった。
大量のデータが流出してしまった
ということになるわけです。
林≫そして今回
データ破棄を請け負った
ブロードリンクによりますと
転売していた男性は
ハードディスク18個を
インターネットオークションに
出品していました。
そのうちの16個が神奈川県庁で使われていたものだと
確認したとしています。
更に、今月3日ですね。
こちらの男性に
抜き打ち検査を行ったところ
男性のロッカーから
今回の18個とは
別のハードディスク5~6個が
見つかっていたということです。渡辺≫つまり、こういったものが
廃棄される
あるいは消去されなければいけないのに
いわゆるインターネットの