2019/12/06(金) 23:20〜23:35 ニュースきょう一日 インフルエンザ患者全国で増加 仕事休めますか?[字]


インフルエンザといえば
おととい、観光バスが

ハイヤーに追突し
相手の運転手が死亡する事故が
ありましたが
このバスのドライバーも
インフルエンザにかかっていて
事故当時38度を超える熱が
出ていたとみられています。
警視庁は今夜
バス会社に過失運転致死の疑いで捜索に入りました。
ドライバーの体調のチェックなど
会社の安全態勢に問題がなかったか
調べることにしています。
会社によりますと
朝の出庫前の点検では
ドライバーから体調不良の申告はなく
チェック役による確認でも
異常は見られませんでしたが
事故後の聴き取りに対し


事故の前後の記憶がないと
話しているということです。
インフルエンザにかかってしまった場合
まずは治療を
優先させることが一番です。
一方で、こんなデータも。
薬用酒メーカーがことし
インターネットで行った
アンケート調査です。
インフルエンザにかかった
120人余りのうち
22パーセントが
治る前に出勤した。
もしくは、休まず出勤したと
答えていました。
治る前に出勤したという割合を
年代別に見てみますと
30代が
32パーセントと最も多く
次いで20代が26パーセントと
若い世代で目立ちました。
背景に何があるのでしょうか。
若者の労働相談にあたっている
首都圏青年ユニオンによりますと
去年のケースでは
インフルエンザで
休みたいと職場に伝えたら
自分で代わりのアルバイトを
探せと言われて
困っている。

業務が多すぎて
自分がいないと
仕事が回らないから
出ざるを得ないという声が
多かったということなんです。
こうした声は
飲食店やサービス業など
人手不足の現場で
散見されるということです。
いずれにしろ出勤すると
職場や取引先にも
感染を
広げてしまうおそれがあるなど
大きなリスクがあります。
専門家は。
当たり前のことですが
インフルエンザにかかれば
まず休む。
同時に休みやすい環境を
つくっていくことが
欠かせないと思います。
続いてスポーツです。
フィギュアスケートの
グランプリファイナルが
開幕しました。
羽生結弦選手は
前半のショートプログラム
2位でのスタートとなりました。
3年ぶり出場の
グランプリファイナルへ。

羽生は優勝したい思いが強いと
意気込み十分でした。
世界のトップスケーター
6人による演技で
羽生は最終滑走。
冒頭の4回転サルコー。
鮮やかな着氷で
高い出来栄え点を獲得します。
得意のトリプルアクセルも
きれいに決めました。
最後は4回転からの連続ジャンプ。
力が入りすぎたと振り返った
ジャンプ。
予定していたコンビネーションを
見せられませんでした。
3つのスピンでは
最高の評価を得たものの
先月のNHK杯より
10点以上低い点数で2位。
苦しいスタートとなりました。