2019/12/07(土) 19:30〜20:15 ブラタモリ「花巻〜花巻はなぜ宮沢賢治を生んだ?〜」[解][字]
それから 随分…。
徐々 徐々 徐々 徐々に→
日本列島に乗り上げてきたものとが一緒にあるんだよね。
大正解ですね。 ええ。
そうなんです!
赤いプレートは 主に
マグマが冷え固まってできた火山岩。
一方 青いプレートは
火山岩ではないもの。
海底にたまってできた
泥岩やチャートなど。
つまり この河原は 成り立ちの違う石が
まぜこぜになっているんです。
一体 どうしてなんでしょう?
その秘密は 花巻の地形にあるんです。
今 ここで 私たちがいるとこ
再確認をいたしますと ここなんですよ。
タモリさんマークありますね
ここにおります。→
これが 北上川の本流です。→
これが 今 目の前にある豊沢川ですね。ここで合流してます。
北上川の本流には
東西から川が流れ込んでいます。
東には北上山地
西には奥羽山脈があります。
多くの種類の石が まぜこぜなのは→
それぞれの川が運んでくる石が違うため。
そう。 北上山地と奥羽山脈の地質は
全く違うんです。
ここは すごいんですよ。
ここで ぶつかり合う。
全く違うね… 地層が。
ぶつかり合った?
この場所っていうのは
地球の歴史の中で…
そうなんですね~。
向こうと こっちは。
でも どうして こんな奇跡的な場所が
生まれたんでしょう?
まずは 東側の北上山地の成り立ちから
見てみましょう。
この中で 注目点が一つあるんですけど
これ何だと思いますか?
キラキラしてます。
(青木)素直に石灰岩。
石灰岩できるというのは…
そうです。サンゴ礁が たくさんできるとこに。
赤道直下から まあ
はるばる お越しになったんですね。
そうなんですよ。 大変なもんですよね。
大変なもんですよ これ。
この海で 海底火山が噴火。
流紋岩や安山岩は この時生まれました。
海底は やがて隆起。
地上でも 火山が噴火を繰り返します。
こうして できたのが奥羽山脈。
北上山地と隣り合ったんです。
ちょうど その境にあるのが
北上川なんです。
ご… 5億年。
5億年もん。
だから もう…
そうそう。2000万年とか そんなもの ぺいぺい。
よく分かりました ここ来て。
なんで河原 行くんだろうと…。(笑い声)
なりましたね!
なりました なりました。
奇跡の河原をきっかけに→
地質に深い関心を抱くことになった宮沢賢治。
しかも この河原
有名な作品の舞台にもなっています。
あの「銀河鉄道の夜」です。
鉄道が走る天の川は 北上川がモデル。
主人公のジョバンニとカムパネルラは
途中下車して川遊びをします。
うん そうなんですよ。
(大島)で 更にですが 恐らく この…
あぁ~ そうですか。
ですね!
後ほど…。
あ そうですか。
この「銀河鉄道」の誕生のルーツに
花巻の町が また非常に。
鉄道もキーになってきますので。
というわけでタモリさんが向かったのは→
町のキーステーション 花巻駅。
「銀河鉄道の夜」との関係を更に探ってみましょう!
じゃあですね こっからは
この花巻のですね 町の歴史に詳しい→
小田桐さんにも
協力して頂きたいと思います。
お願いいたします。
よろしくお願いします。
こんにちは。 小田桐と申します。
よろしくお願いします。
花巻市博物館で学芸員をしております
小田桐といいます。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
重ね重ね…。