生字幕放送です。一部、字幕で表現しきれない場合があります。
「東京都心南部を震源とする
マグニチュード7.3の
地震が発生し…」
≫東京を直撃する、首都直下地震。
ドラマ「パラレル東京」は
あす起きるかもしれないこの大災害を
詳細に描いてきました。
建物の倒壊や火災による犠牲者は最大2万3千人。
(大森)近隣の避難場所と
在宅者の人数は?
どんくらいいるんだよ早くしろ!
≫人口が過密な東京だからこそ起きる、被害の数々。
(倉石)たった今、担架が…。
人が乗せられているようです。
≫わずか4日間で
東京は大混乱に陥りました。
この地震の半年後、1年後
何が起きるのか。
NHKは専門家とともに
この被害がどのように広がっていくのかを検証しました。
見えてきたのは
影響が芋づる式につながる被害の連鎖。
それは10年以上もの長い間
東京だけでなく、日本全体を揺るがし続けることが
分かりました。
≫史上最悪の災害に対し私たちは何ができるのか。
その鍵は
被害をいかに初期段階で減らし
連鎖を最小限に
抑えられるかにあります。
(倉石)ごめんなさい。
すみません。
≫首都直下地震に直面した
「パラレル東京」の主人公倉石美香。
被災4日後、最後のシーンで
こう自分に問いかけます。
≫地震が起きる前の
今何ができるのか対策を考えます。
小野≫「首都直下地震ウイーク」。
この1週間NHKスペシャルをはじめ
さまざまな番組、スマホなどで
首都直下地震を体感してきました。
いよいよ今日が最終日です。
テリーさんはスタジオで
そして、小芝さんは
まさにドラマの中で疑似体験されたわけですが。
ここまでいかがでしたか?
テリー≫「パラレル東京」での直下地震
最初にまず家が崩壊して
避難場所に行って
家族が亡くなっているかも
分からない。
仕事がなくなっているかも
分からない。
それを体感すると
実は、途方に暮れているんですよ。
この映像だけでも
こんなに途方に暮れているのに
実際、リアルにこれがあったら
正直言って自分の精神状態がどうなっているか。
僕は想像つかない。怖い。
小野≫小芝さんはどうですか?
小芝≫私もドラマを通しても
昨日も、この番組に出させてもらっても
そんなことが起こるんだ
こんなことも起こるんだって
途方に暮れることばかりで
実際どう動いていいかは
美香のせりふでもあったように
今4日前に戻れても
正直どう行動していいのか
分からないというのが
正直な感想です。
小野≫確かに昨日は地獄のような
未来が待っていると
待っているとお伝えしましたが
私たちは、まだ
備えることができます。
未来を変えることができます。
今日は首都直下地震が起きる前に何をするべきか
対策を考えていきます。
ホームページやツイッターにはさまざまなご意見を
お寄せいただいています。
井上≫このシリーズを通して
東京だけじゃなく
全国の皆さんから声が届いています。
いくつか、ご紹介していきます。
まず、40代の女性。
「10代の息子は
あまりにリアルすぎて番組をまともに見れませんでした。
でも、それでいいと思います。
いつか現実を目の前にしたときにあのときテレビで見た
あの光景がという記憶が
きっと何かの行動や
心構えにつながってくれると
思うからです」
「近くに大きな公園もなく不安。
どれほど備えてもかなり厳しいと再認識しています。
火災がくればすべて台無し。