2019/12/10(火) 01:10〜02:00 世界はほしいモノにあふれてる「ほっこり ニット旅 イギリス&スウェーデン」[解][字][再]
いる!
時代をこえても色あせないデザイン。
きれ~い。
当時 このグラデーションは
「煙ったよう」と表現され→
多くの女性たちを魅了した。
縦のラインを作る表編みと→
横のラインを作る裏編みを組み合わせた
高度な技法。
人の手だけが生み出す 繊細な風合い。
きれ~い。
プロがそんなこと言うんですもんね。
博物館の学芸員に話を聞くことができた。
本で見て 私 これ…
地域の産業だった石切り業が不況に陥った 1930年代→
職人の妻たちは
自分たちにできる仕事を求めていた。
当時 県知事の妻だった
エンマ・ヤーコブソン。
地域の女性たちが得意な
「編み物」に目を付け…
デザイナーには 才能ある若手を採用。
熟練の技と 新しい感性を組み合わせ斬新な手編みニットを生み出していった。
かわいい。
こんなエレガントなニット帽ないもん。
特別に 保管室を見せてもらえることに。
そこには 三國さんが長年憧れ続けてきたニットが 大切に保管されている。
(学芸員)こちらは
「うさぎの足あと」という名前です。→
赤い点々が ぴょんぴょん跳ねていて→
まるで うさぎが遊んでいるみたいですよね。
(学芸員)これは デザイン室から見える
お庭のリンゴから→
インスパイアされたもの。 名前は…
(学芸員)「霧」と名付けられました。→
60年代 シンプルでスタイリッシュだった
パリの流行に感化されたのでしょう。
手袋をしているので どうぞ。
はあ~。 すごい。
学芸員から 「ある重要人物」を
紹介してもらい→
特別に会えることになった。
訪ねたのは 小さなアトリエ。
Hello.
≪Hello!
マリコ…。
こんにちは!
Nice to meet you.
ボーヒュースニットのデザイナーをしていた…
当時 数十名いたという
デザイナーの最年少。
えぇ~。
数々の人気デザインを世に送り出した伝説のデザイナーだ。
今も 当時の作品に囲まれながら
デザインの仕事を続けている。
(三國)何だろうね…
もの作りの ちょっと大変だけど楽しい日々が編み込まれている。
ナナカマド!
(三浦 JUJU)かわいい。
そして商品化されたのが こちらのニット。
(三國)へぇ~。
デザイナーから
絶大な信頼を得ていたエンマ。
色や毛糸の種類など
デザインの細部にまで関わり→
手編みが生み出す
極上のニットを追求し続けた。
しかし 60年代に入ると
流行を取り入れた工場生産品に押され→
ボーヒュースニットの勢いは
次第に衰えていった。
それでもエンマは
手編みにこだわったという。
そして 1969年→
「ボーヒュースニッティング」はその歴史に幕を下ろした。
エンマが最後に仲間に送った手紙には
こう つづられていた。
シャシュティーンさんが→
ボーヒュースニットの編み方を教えてくれた。
(三國)裏目 表 表 表 裏に見える。
そして次が… う~ん これね。
これで え~と 1目 表を編んで…。
(三國)これですね。 OK。 わあ~。
(シャシュティーン)すごく難しいでしょ。
(三國)で また裏目が来て…。
1 2 3でしょ。
はやっ!
すごいな このグラデーション。
すごいよ。
幻のボーヒュースニット。
三浦さん JUJUさん見てみたいですよね?
(三浦 JUJU)見てみたい。
今回特別に 博物館から貴重な一枚をお借りすることができました。
三浦さん お願いします。
失礼します。
う~わ~。
うわ~。
なんか 生で見ると…→
「これ 手編みって うそでしょ」っていうぐらいの…。
絵画みたい。